【FX】専業トレーダーのメモ帳

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FXは天邪鬼な性格の方が成功しやすい?

 

天邪鬼(あまのじゃく)というのは日本の妖怪の一種ですが、現代では「何かにつけて他人や世間に逆らうようなことをする」とか、「他人の意見を素直に聞き入れない」という意味で使われています。

 

素直に申し上げると決して良い性格とは言えないかと思うのですが、FXの世界においては良い意味で天邪鬼な性格の方が成功しやすいのではと私は考えています。

 

意図的に「良い意味で」のところを赤文字の太文字にしたのですが、何もかもが天邪鬼な性格の方が良いという意味ではなく、例えばチャートの見方等の超基本的な部分に関しては素直に聞き入れた方が良いと思います。

 

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では、どういうところが天邪鬼な性格の方が良いかと言えば、エントリーのタイミングであったり、テクニカル的なインジケーターの使い方等についてです。

 

私はテクニカル的なインジケーターは一切使っていないのでエントリーのタイミングに関して具体例をあげて説明したいと思います。

 

FXの初心者の方にもわかりやすいようにダブルトップを例にすると、

 

黒線で示したダブルトップのネックラインが赤線です。

 

このネックラインを下抜けた瞬間にエントリーすると書かれている本やブログなどが多々あるのですが、私はこのエントリーのタイミングに疑問を感じていました。

 

もしここで売った場合、損切りはどこにするのでしょうか?

 

ダブルトップの右肩である水色丸までの値幅が10pipsもないのであれば、この少し上にすれば良いと思うのですが、水色丸からネックラインまでに50pipsもあればどうするのでしょうか?

 

逆行したら適当に損切りするしかないのですが、これではスマートなトレードとは言えませんし、エントリー前にここで損切りすると決めるポイントがないのでズルズルとポジションを放置し、気がついたら50pips以上の含み損になっていたなんてことになりかねません。

 

このようなことがあったのでFX界の常識みたいなものを疑ってかかった方が良いのではと思った次第です。

 

じゃあ、ネックラインを下抜けた瞬間にエントリーするのが絶対に間違いかと言えばそうでもなく、ある条件を満たせば売ることもできます。

 

その条件とは、ネックライン付近で揉み合い、その揉み合いを下抜けた場合です。

 

ネックライン付近で揉み合うというのは、ネックライン付近から買いたい人もいるでしょうし、上の方から売れた人の利確目標がネックラインという人もいるでしょう。(勿論、ネックラインを下抜けることを期待してポジションを保持する人もいるでしょう)

 

一方、ネックライン下抜けを期待してどんどん売ってくる人もいるでしょう。

 

ということで、ネックライン付近で揉み合うことは決して珍しいことではありません。

 

この揉み合う時間が長く、しかも揉み合いの値幅が小さければ揉み合いの上下どちらかに抜けるまではポジションを保持したままという人が多いでしょう。

 

このような状況でネックラインを下抜ければ何が起こるでしょうか?

 

買ってた人が一斉に損切りしてくるでしょう。(当然、しない人もいるでしょうが)

 

買ってた人の損切りなので売りですが、この売りに乗じて新規で売れば一瞬で大きく伸びる可能性があります。

 

これがネックラインを下抜けた場合に売れるパターンですが、ダマしの可能性も考慮しなければなりません。

 

揉み合いをちょっとだけ下抜けたことがダマしとなり、その後急上昇なんてことは特に珍しいことではないのですが、揉み合いの値幅が小さければ揉み合いの上限の少し上くらいで損切りすれば良いだけの話なので揉み合わなかった時と比べれば損切り幅も少なくなるでしょうし、納得できる損切りができるでしょう。

 

 

ダブルトップに関してもう一つあります。

 

 

ダブルトップのネックラインを下抜けた瞬間にエントリーするというパターン以外に、ネックラインを下抜けた後にネックライン付近まで戻ってきて反発したところでエントリーするというパターンがあります。(上の画像の緑矢印)

 

しっかりと戻り売りしている訳ですからこのパターンの方が自然かと思いますし、このパターンのエントリーに関して特に疑問に感じることはなかったのですが、問題はエントリー後です。

 

エントリーのタイミングに関しては特に問題はないと思ったのですが、エントリー後に緑点線で示したような動きにならないことが多々ありました。

 

そこで、緑点線のような動きにならなかった時にピンク矢印辺りで買えばいいんじゃね?と思った次第です。

 

実際にピンク矢印辺りで買って水色丸の高値を大きく超えるような動きになることもあったのですが、毎回そうなるとは限りませんでした。

 

ここで登場するのが当ブログで何度も登場しているチャートの左側です。

 

チャートの左側を見て明らかな上昇トレンドの時はピンク矢印辺りで買って上手くいくことがあったのですが、下降トレンドの時は失敗することが多かったです。

 

このようなことに気付けたのはFX界の常識みたいなものに疑問を感じ、天邪鬼的な発想で色々と自分で考えたからだと思うのですが、何もかも誰かの言うままでは気付けないことが多々あるでしょうし、気付くまでに時間がかかるということもあるでしょう。

 

前回の記事のチャートパターンもそうですが、「最低限これくらいのチャートパターンを覚えましょう!」と言われたら「本当に覚える必要があるの?」とか、「覚えてもリアルチャートで気付けなければ意味がないのでは?」というような天邪鬼的発想というものが自分で考えるという行動パターンに繋がるでしょうし、自分だけの勝ちパターンのようなものを創り出すきっかけになるのではと考えています。

 

実生活で天邪鬼だと迷惑をかけることも多々あるでしょうが、FXの世界ではどんどん良い意味での天邪鬼になってください!

 

色々と自分で考えるということが徹底できれば何もかも誰かの言うままという人よりも成功確率は上がるでしょう。

 

多分・・・