「テクニカル分析が意味ないって本当なのか？」というテクニカル分析愛好家の方から怒られそうな記事タイトルにしたのですが、Yahooで「テクニカル分析」と検索すると・・・
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上の画像のような候補が出てきます。
この中で気になったのが「テクニカル分析 意味ない」というワードなのですが、テクニカル分析が本当に必要なのか疑問に感じている方が数多くいらっしゃるようです。
テクニカル分析とは、超簡単に言えば過去の値動きから将来の値動きを予測する方法のことだと思うのですが、どれだけ細かに分析しても1分後・1時間後・1日後に上下どちらに動くのかを完璧に当てることはできません。
できないのですが、上（下）に行く可能性の方が高いということをある程度は予測できます。
ある程度くらいであればテクニカル分析は必要ないと考えたくなる気持ちは理解できますし、そもそも私はテクニカル分析をしているという自覚がありません。
このようなことを書くと「それはないだろう！」と言われそうですが、私のチャートにはローソク足しかないので見るべきはローソク足だけです。
ローソク足しかないのに分析と言えるほどのことができるでしょうか？
確かにテクニカル的なことを多少意識はしていますが、分析と言えるほどのことはしていません。
一方、チャート上に移動平均線やボリンジャーバンド・MACD・RSI・一目均衡表などを表示させていると分析と言えるほどのことをしているかどうかはともかく、これらのインジケーターが発するサインを見極めなければなりません。
たくさんのインジケーターがあればあるほどこの作業に時間がかかるかと思うのですが、どれだけ時間をかけても相場の値動きを完璧に予測することはできません。
だったらテクニカル的なことはもっとシンプルで良いのではというのが私の結論となります。
決して意味がないとは言っていませんのであしからずw
と言いますか、そもそも私は値動きの予測など一切していませんし、○○まで来ればその近辺の動きを見て買い（売り）を考えるという程度です。
この程度なので複雑なテクニカル分析は必要としていません。
具体的にどういうことかと言いますと、
上はドル円4時間足のチャートですが、大きな赤枠の波の中に、黄枠の波があり、その中にオレンジ枠の波があるというのが現状です。
それぞれの波の上限や下限、もしくは各波の中間地点付近や上昇（下落）の起点辺りまで来ればトレードを考えるという程度のことしか考えていません。
この程度のことをテクニカル分析と言えるでしょうか？
言えるのであれば私はテクニカル分析をしているということになりますが、真面目にテクニカル分析をされている方に申し訳なく思います。
何をもってテクニカル分析と言うのかという議論は今はどうでも良いのですが、頑張ってテクニカル分析をしているのにそれが結果に繋がっていないというのであればテクニカル分析に充てている時間を別のことに割いた方が良いのではというのが私の考えです。
別の記事でも書いたことなのですが、FXをやる目的や手段というものをしっかり考えないと、手段である筈のテクニカル分析が目的になってしまうのではないかと思います。
テクニカル分析を極めればテクニカル分析の博士にはなれるかもしれませんが、それだけではFXで勝てるようにはなりません。
トレード技術の向上が必要ですし、損切りの徹底も必要でしょう。
必要なことが他にもあるのにテクニカル分析だけに時間を割くのは本末転倒という気がするので、テクニカル分析をするにしてもなるべく簡単かつ短時間でやるべきでしょう。
ですが、ローソク足だけのチャートにすればテクニカル分析がどうのこうのということは気にならなくなると思いますよ！
