FXの世界には億トレーダー（通称：「億トレ」）とか、億り人と言われるような方がいらっしゃいます。
個人的には、特に現在の岸田政権下ではたくさんの税金を納めたくないですし、そもそも億トレーダーを目指したこともありません。
無茶苦茶頑張ればなれるかもしれませんが、高ロットでトレードするにはプレッシャーがハンパないでしょうし、胃がキリキリすることもあるでしょう。
プレッシャー等の数々の重圧を乗り越えられてきた方々なので称賛すべきかと思うのですが、億トレーダーと言われる方々の何が凄いのでしょうか？
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億トレーダーになったことがない私が話しても説得力はないでしょうが、X（旧Twitter）等を見ていれば私なりの想像はできます。
その想像をお話したいと思います。
では、私が感じる億トレーダーの方々の凄いところですが、まず第一に
・基本・基礎に忠実である！
中にはトリッキーなトレードをされている方もいらっしゃいますが、多くの方のトレード内容を見ていても特に変わったところはなく、誰でもが再現可能なトレード内容が多いです。
これはディスっている訳でも何でもなく、「やはりそうなんだ～」と私が常々申し上げている「基本・基礎が大切」ということを裏付けてくれています。
例えば、大学入試の世界でも基本・基礎を完璧にマスターすれば難関大学も合格できるということが言われているのですが、基本・基礎の部分が全体の7割程度と言われています。
7割取れれば多くの大学に合格できるかと思うのですが、FXの世界も基本的には同じかと思います。
基本・基礎を疎かにして何とか理論というような応用に走ってしまうから足元が不安定となり、安定的な勝ちというものが遠ざかるのだと思います。
私は一時期予備校に務めていたのですが、とある生徒のA君は最もレベルの低いクラスで基本・基礎をマスターしようと必死でした。
一方、同じクラスのBさんは実力が足りていないのに上のクラスへの編入を希望します。
ですが、編入試験で不合格となるものの、上のクラスに潜り込んでいました。
翌年の大学入試では、基本・基礎を完璧にしたA君は見事難関私立大学に合格するも、Bさんは全滅でした。
作り話のように思われるかもしれませんが、これは紛れもない事実です。
では、FXの世界における基本・基礎とは何なのでしょうか？
って、これは当ブログで飽きるほど書いていることです。
まず大切なのは環境認識であり、これに不随してトレードプランというものを考えます。（勿論、FXの仕組みやローソク足をどのように読み取るのかというようなことも含まれます）
考えたトレードプランが活きるポイントまで引き付ける、つまり、「待つ」ということが重要であり、この「待つ」が結果的に見れば押し目買いとか戻り売りということになります。
これに加えて損切りが徹底できれば勝てるようになる人はもっと増える筈です。
増える筈なのですが、環境認識など眼中にないとか面倒ということで、環境認識能力不足なのにリアルトレードばかりして結果が出ない。
これはある意味当然のことなのですが、このことを理解していない人が多いのではないかと思います。
億トレーダーの方々のトレード履歴はド派手なので一般のトレーダーが理解できないようなトレードをされていると思いがちかもしれませんが、決してそんなことはなく、基本・基礎通りのトレードをされているというのはなかなか結果に繋がらない方にとっては励みになるかと思います。
続いて2つ目ですが、
・自らのトレードに圧倒的な自信がある！
ということかと思います。
昨日・今日FXを始めたばかりの人でも自らのトレードに自信があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、それは自信ではなく勘違いかと思います。
自信をもってトレードするというのは決して悪いことではないですし、自信なさげにトレードするよりもマシかと思うのですが、その自信はどこから来るのでしょうか？
FXは上か下、買うか売るかの単純な世界なので勝てると思っているという自信なのかもしれませんが、その自信は早ければ1週間、遅くても1ヶ月以内には崩れ去るかと思います。
では、億トレーダーの方々の圧倒的な自信の根拠は何なのでしょうか？
それは、恐らく地道な訓練を積んできたという自負であったり、数多くの勝ちトレードや負けトレードから安定的に勝つための方法を自ら掴み取ったという経験かと思います。
億トレーダーの方々でも過去に手痛い負けを喫したこともあるでしょうが、この手痛い負けを放置するのではなく、真っ向から立ち向かって撃破することで自信を深めたのかもしれません。
このような自信というものは一朝一夕でどうなるものではなく、長年の経験の積み重ねによって培われたものかと思います。
経験を積み重ねることで徐々に自信を増し、それが圧倒的な自信に繋がるのだと思います。
圧倒的な自信があるからこそ高ロットでのトレードも難なくこなすことができるのであり、これは資金量が豊富という理由だけではないと強く思います。
どれだけ豊富な資金があっても自信がなければロットを上げるのは難しいでしょうから。
他にも完璧な資金管理等の要因も当然あるでしょうが、私が強く感じたのは上の2点です。
では、今現在結果が出ない方が億トレーダーの方々の行動から何を学ぶべきでしょうか？
と改めて書くまでもなく、上で書いた通り基本・基礎に徹することだと思います。
環境認識能力を鍛えてトレードすべきかどうかを瞬時に判断できるようになり、トレードするのであればどのようなトレードプランなのかを考え、事前に利確＆損切りポイントを明確にし、エントリーできそうなポイントまで引き付ける（待つ）。
そして、良いエントリーのタイミングを自ら掴み取り、思惑の方向に動かなければ迷うことなく損切りし、利確ポイントに到達すれば全決済するか、それとも分割決済にするのか、それともトレーディングストップするのかを決めることも必要でしょう。
このようなサイクルを繰り返すことで迷うことなく損切りができるようになれば成長を実感できるでしょうし、環境認識能力を鍛えることで大きく狙えそうなところでのみトレードすれば損小利大も十分可能でしょう。
日々こういうことを繰り返すことで徐々に自信が増し、その自信が頂点に達する頃が億トレーダーへの入口くらいかと思います。
このように書くととんでもなく長い道のりだと思われるでしょうが、億トレーダーはともかく、1ヶ月単位で勝つというレベルであれば最短で1ヶ月でも可能ですし、私は何人もこういった方々を見てきています。
最短で勝つ方法に関しては、
こちらの記事をお読みください。
最後に、億トレーダーの方々のブログやX（旧Twitter）等を毎日のように見られている方がいらっしゃるでしょう。
派手なトレード履歴を見ることで刺激を受けるという良い点もあるのですが、毎日見てもあなた自身のトレード技術は1mmも進歩しません。
「何となくこういうところでエントリーすればいいんだな～」というようなことはわかるかもしれませんが、わかったとしてもリアルトレードで実際にエントリーできるかどうかというのは全くの別問題です。
また、億トレーダーの方々がエントリーの根拠や、どのような環境認識をしたのか等を詳しく説明されている方は個人的には見たことがありません。
なので、上の基本・基礎に忠実というのもトレード履歴からエントリーポイントを推測しましたw
詳しく説明されているのであれば気付きや学びの宝庫となるかもしれませんが、そうでないのなら刺激を受けるのはほどほどにして訓練に励んだ方が好結果に繋がると思います。
これは、当ブログも同様で、毎日お越し頂きたいというのが本音ではありますが、当ブログをどれだけ読んでもそれだけでは勝てるようにはなりません。
何か気付いたこととか、これだ！と思うことがあればアウトプットに時間を割いて頂ければと思います。
どんどん記事タイトルから逸れていくのでこれくらいにしておきますが、億トレーダーの方々はやるべきことをしっかりやってこられたからこそ億トレーダーになられた訳であり、何もせずになられた訳ではないということをしっかりご理解頂きたいと思います。
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