先日投稿した、
という記事がこの記事を書いている段階で当ブログの人気記事ランキングの1位となっています。
これは予想通りなのですが、トレード手法の記事ばかりが見られることに関して危機感もあります。
それは・・・
勝てる手法を知るよりも、環境認識能力を鍛え、自らの負けトレードをベースとしたオリジナルの手法を作り上げた方が結局は近道だと思うからです。
この辺りのことに関してはこちらの記事をご覧ください。
とは言え、たくさんの方に見られる記事を書くことは人気ブログになりたいという私の願いを叶えるためには必要ですし、需要もあるようなので本日も手法の記事を書いてみたいと思います。
では、早速ですが、今回の手法のルールを説明します。
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・使用するのはボリンジャーバンドのみ
・ボリンジャーバンドはセンターラインと±2σを表示(初期設定のままで大丈夫です)
・売りの場合は、センターラインを上抜けた後に、次の足がセンターラインの下からスタートすれば売りエントリー(黄矢印)*買いの場合は逆
・決済は-2σにタッチで利確(オレンジ丸)で、エントリーした1本前のローソク足を上抜ければ損切り(黄×印)
・使用する時間足はどの時間足でも結構ですが、時間足が長くなればエントリー回数は減りますし、時間足が短くなればエントリー回数は増えますが、1回のトレードで獲れる値幅は少なくなります
・ボリンジャーバンドが収縮している状態ではこの手法の力は発揮されにくいです
上はエントリーポイント付近を拡大したものですが、オレンジ丸でボリンジャーバンドのセンターラインを一瞬上抜けます。
で、次の足はセンターラインよりも下でスタートしたので黄矢印が売りポイントとなります。
ボリンジャーバンドは初期設定のままで大丈夫ですが、色が見にくいとか線が細いということであれば自分好みに適当に変更してください。
尚、ボリンジャーバンドはMT4やMT5には標準で装備されています。
MT4やMT5をお持ちでない方は私のメイン口座で口座開設すれば利用可能です。
以上ですが、この手法の勝率は80%だそうです。
って、私が検証した訳ではないのですが・・・
この手法は海外で有名らしいのですが、私からすると改良の余地がありまくりという感じがします。
エントリーの考え方そのものは良いかと思うものの、エントリーのタイミグには疑問を感じます。
例えば、
オレンジ丸でボリンジャーバンドのセンターラインを一瞬下抜けます。
となると、エントリーポイントは次の足の始点である黄矢印となります。
黄矢印で買うとなると利確目標の+2σはすぐ近くなのに対して、損切り位置はオレンジ丸の少し下なので損切り幅の方が大きいです。
これは昨日の記事とは反する考え方なので黄矢印での買いはオススメできません。
結果的には黄矢印でエントリーしていれば最大で約20pipsの含み益となったのですが、これは結果論であって、直近の高値である緑線辺りから激しく下げた可能性も十分あります。
ということで、私の改良案ですが、黄矢印まで待つ必要はなく、ボリンジャーバンドのセンターラインを下抜けた後に再度センターラインの上に出てきた瞬間、つまり、ピンク矢印辺りで買っちゃえば良いのではないでしょうか?
ピンク矢印辺りで買えば直近高値の緑線までに20pips近くありますし、損切りは逆行すればすぐに切れば良いので5pipsもあれば十分でしょう。
5pipsの損切りに対し、20pips獲れればリスクリワードは1:4なので勝率などそれほど気にする必要はありません。
もう1つの改良案ですが、
利確を-2σ=オレンジ丸にすると、その後更に下げることもあるでしょう。
ですので、例えば-2σにタッチした時に直近安値であるピンク線を下抜けていればポジションを保持する等の柔軟な策があった方が良いかと思います。
-2σタッチで反発すれば決済、-2σにタッチしてもそのまま下げるようであれば保持というようなルールを事前に決めておけば決済後に大きく伸びて後悔することも少なくなるでしょう。
ちなみに、私の改良案に関しては全く検証作業はしていませんし、する気もありませんw
もし改良案を使ってみたいという方はご自由にお使い頂ければと思いますが、しっかり検証作業をやってからお試しください。
ですが、誰かが考えた手法を使うよりも、自らの負けトレードをベースにした手法の方が即戦力になるということを強調しておきます!
更には、環境認識ができなければ流れに逆らうトレードばかりしたり、値幅のないレンジ相場が主戦場となって思ったほど獲れないということも多々あるでしょう。
ということで、手法よりも環境認識ということも強調しておきます!
最後に、手法の記事を書いておきながら申し上げるのも何ですが、私が当ブログで本当に読んで頂きたい記事は、
という記事にまとめております。
楽して勝とうと考えれば考えるほど安定的な勝ちへの道は遠くなりますので、一見遠回りと思える地道な努力をして頂ければと思います。
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以上です!