【FX】専業トレーダーのメモ帳

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【FX】環境認識は本当に必要なのか? また、やり方は?

 

Yahooさんで「FX 環境認識」というワードで検索すると、「やり方」「移動平均線」「簡単」等の関連ワードが出てきます。

 

「簡単」な環境認識を希望されている方が多いようなのですが、そもそも環境認識って本当に必要なのでしょうか?

 

環境認識不要論を唱えている方もいらっしゃるので必要かどうか悩んでいる方もいらっしゃるでしょうが、当ブログで「本当に必要なのか?」というワードが出てくれば答えは決まっています。

 

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必要かどうかは自分で考えましょう!

 

これしかありません。

 

何故毎回この答えになるかと言いますと、FXというのは個人戦であり、またFXの世界には正解がないと言いますか、見方を変えると正解が無数にあります。

 

個人戦ということは、人それぞれ考え方も性格も違うでしょうし、トレードスタイルや資金量の差もあるでしょう。

 

このような状況で万人に共通する考え方というのはほぼほぼ存在しないでしょうから、各自が考えて決めていくべきことかと思います。

 

また、正解がない、もしくは正解が無数にあるというのは、FXの世界に絶対ということはありえません。

 

100%上に行くという確信があったとしても天変地異やアメリカの大手銀行の破綻などはある程度の予想ができたとしても完璧に日時までを当てることはできません。

 

当てることができないので、100%上に行くという確信があったとしても下に行くことはあります。

 

このようにFXの世界には絶対がないのでこれが正解だと言い切れるものは存在しません。

 

言い切れるものは存在しないのですが、自分なりの正解というものを導き出すことは可能かと思います。

 

勝率が100%という訳ではないけれども、自分で考えたオリジナルの手法によって資金をどんどん増やすことができるのであれば、それはあなたにとって正解と言えるでしょう。

 

このような感じで各トレーダーが自分なりの正解というものを導き出せば正解というのは無数にあるということになります。

 

この自分なりの正解を導き出すために環境認識が必要なのかどうかを決めるのは私ではなく、あなた自身ですよということになります。

 

 

自分で決めてくださいと言われても何の判断材料もなければ決められないかと思いますので、環境認識のやり方を交えて説明したいと思います。

 

と言いましても、環境認識の方法についてはすでに過去記事で書いているのですが、Twitterで当ブログを告知した後に一気にアクセス数が増え、過去記事を読まれていない方も多いかと思いますので改めて説明したいと思います。

 

 

上はドル円日足のチャートですが、まずは赤枠で囲ったように大きな波を囲ってみてください。

 

囲い方は自由で、

 

 

こんな感じでもOKです。

 

囲うことで何がわかるかと言えば、現在どの波のどの辺りにいるのかが一目瞭然です。

 

たったこれだけの作業で環境認識は50%終了です。

 

こんな簡単な方法で十分だと思うのですが、環境認識に移動平均線などを持ち出してくるから見るべき情報が多くなり、環境認識に時間がかかったり複雑になるのだと思います。

 

では、下の画像の方がわかりやすいかと思うのでこちらで続きの説明をします。

 

 

現在は黄枠の波を明確に上抜け、一段大きなオレンジ枠の波の上限付近にいます。

 

チャートの左側から順番にローソク足を追っていくと今は上昇トレンド中ということがわかります。

 

以上で環境認識は終了です!

 

「えっ、たったこれだけ?」と言われそうですが、環境認識というのは相場の環境を認識するだけのことです。

 

別の言葉にするなら現状把握くらいが適当かと思います。

 

複雑な環境認識をすれば勝率が上がるのであればもっと複雑なことをやった方が良いのかもしれませんが、私の経験ではこの程度で十分です。

 

ここから先は環境認識とセットとなるトレードプランを考えることなのですが、環境認識ができればトレードプランを考えることは決して難しいことではありません。

 

具体的には、現在はオレンジ枠の上限付近なので、今買うということは上昇中に買うことになり基本である押し目買いではありません。

 

また、今買ったとしても目標であるオレンジ枠の上限までの値幅はそれほどありません。

 

だったらどうすれば良いのか?

 

買うのであれば押してからか、オレンジ枠の上限を明確に上抜けてから。

 

今すぐに買えないということであればオレンジ枠の上限辺りから売るというプランもあるでしょう。

 

ですが、上昇トレンド中であるということを考えると売ったとしても押し目買いが入ってきそうなところまでの限定的な売りであり、もし伸びてくれたらラッキーくらいの感じかと思います。

 

というような感じで売り買い2つのプランが考えられます。

 

今回は例として日足で説明したのですが、スキャル専門の方が日足でトレードプランを考えてもエントリーできそうなポイントに到達することなくその日が終了するかもしれませんw

 

ですので、スキャルであればエントリー用として使用している時間足の2~3段階上の時間足=1分足であれば15分足か30分足、5分足がメインであれば30分足か1時間足で環境認識をしてトレードプランを考えれば良いかと思います。

 

とは言え、これは合う合わないの問題がありますので、しっくりくる組み合わせを自分なりに模索してください。

 

また、スキャルであっても大きな時間足の流れを確認しておいた方が流れに乗れて大きく獲れる可能性が高くなるでしょうから、1週間に1回でも良いですし、大きく動いた時だけでも良いので日足や4時間足を確認しておいた方が良いでしょう。

 

トレードプランも含めて説明したので少々長くなりましたが、環境認識だけの説明はかなり短かかったかと思います。

 

慣れれば数秒でできることに対して必要か不要かを考えること自体が無駄なような気もするのですが、環境認識をすることで今どういうところでトレードしようとしているのかがわかります。

 

わからなくても問題ないということでしたら環境認識は不要かもしれませんし、わかっておきたいということであれば環境認識は必要かもしれません。

 

私は断定しませんので是非ご自身でお考えください。

 

 

最後に、私が過去に見てきた何百という負けトレードの中で環境認識能力不足が負けの原因であると思われる負けトレードは半数どころか7~8割以上ありました。

 

上で書いたように環境認識の作業は至って簡単なのですが、この簡単な作業すらできていないとか、環境認識をした時間足と実際にエントリーする時間足との整合性がとれていないのが負けの原因であることが多かったです。

 

整合性という表現が適当かどうかは怪しいのですが、上位足で上昇トレンド中であるということを認識していながら売りまくって負けるとか、上位足で揉み合っているということを認識していながら揉み合いの中で細かな損切りトレードを繰り返す等々。

 

このような状態であれば環境認識をやる意味がないので、日足や4時間足では大きな流れだけを確認する程度に留め、細かな環境認識というのは実際にエントリーする時間足の少し上くらいでやった方が良いのかもしれませんね。

 

勿論、トレードスタイルにもよりますが・・・

 

以上です!