「今日は何の記事を書こうかな~?」と当ブログを何となく眺めていたら、ブログの右上に『エントリーした瞬間に逆行する理由』という広告が出ていました。
そもそも何故右上の一番良いところに広告を掲載しているかと言いますと、ただ単に○○の審査に通りましたよということを誇示したいがためであって、今のところ雀の涙以下の収益しかありません。。。
美容系はクリック単価が高いということを聞いて昔は全く興味がない美容系の記事を書いたりしていましたが、FX絡みの広告はクリック単価が低いようですね。。。
掲載している理由を公開した以上、もう掲載する理由はないのですが、まだまだ新たな読者さんが来られることを期待して掲載を続けたいたいと思います!
さて、『エントリーした瞬間に逆行する理由』という広告を見た瞬間に今日のネタはこれだ!ということで書き始めましたw
で、『エントリーした瞬間に逆行する理由』というのは何なのでしょうか?
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実際に逆行ばかりする方からすると「私がエントリーするのを神様が見ているの?」などと思われるかもしれませんが、そんなことはありえません。
逆行するのにはそれなりの理由があるかと思うのですが、簡単に言えば環境認識能力不足が一番の原因かと思われます。
これだけが原因ではないのですが、具体例をあげて説明したいと思います。
黄丸を起点に順調に上昇してきたので赤丸で買うという場面を考えてみましょう。
で、ここで買うとエントリーした瞬間に逆行する可能性があるのですが、その理由は何でしょうか?
って、今日の記事は超初心者向けなのであまりにも簡単かもしれませんが、確認の意味も込めて是非お考えください!
考えるまでもないかもしれませんし、ご丁寧にヒントまで示しています。
では、簡単に説明しますと、赤丸で買うということを考えた際にほんの少しでも良いのでチャートの左側を確認すると何があるでしょうか?
そうです、下落の起点となった2ヵ所のオレンジ丸があります。
赤丸からこのオレンジ丸までの値幅は約3pipsで、スプレッドを考慮すると2pipsあるかどうかです。(海外口座の場合)
エントリー後に2pipsくらいは上に行くかもしれませんし、もしかしたらオレンジ丸を上抜けてくるかもしれません。
ですが、もしオレンジ丸辺りで反発して下げてきたらどこで損切りするのでしょうか?
何となく上昇してきたので何となくエントリーしたのであればどこで損切りするのか決めていない筈です。
決めていたとしても考えられる損切りポイントというのは黄丸の少し下くらいかと思われます。
この黄丸までの値幅は約10pipsなので損切り幅はこれ以上となります。
これに対してオレンジ丸で決済すると事前に考えていたのあれば獲れても2pipsほどです。
損切りが10pips以上に対して利益が2pipsほどでは割に合わないと思いませんか?
当然、オレンジ丸を上抜けてくる可能性もあるのですが、最悪の状況を考えておくべきであり、このようなトレードを続けている限り安定的な勝ちは訪れないでしょう。
オレンジ丸を上抜けるということを期待するのではなく、エントリーするのであればオレンジ丸を上抜けてから考えれば良いことであり、赤丸のようなところで買っちゃうからエントリー後すぐに逆行してしまうリスクが高くなるということになります。
その後どうなったかと言いますと・・・
エントリーして2pipsほど上昇しますが、その後は下げ、黄×辺りで損切りになりました。
めでたしめでたし。
ではなくて、逆行リスクが高いところでエントリーしてしまうとこんなことになることが多いですよという代表的な例かと思います。
記事タイトルに「これを防ぐ方法」ということも書いていますので説明しますと、上位足の重要なラインだけではなく、実際にエントリーする時間足において直近高値(安値)や上昇(下落)の起点というものを素早く見付け、現在値とこれらとの位置関係=そこまでの値幅を確認するということが重要かと思います。
今回の例だと直近高値であり下落の起点である右側のオレンジ丸までの値幅が3pips程度しかないということがわかっていれば買わなかったですよね?
また、赤丸のようなところで買わないための抑止力としては上で書いたように、どこで損切りするのかを決めておけば赤丸からオレンジ丸までの値幅より損切り幅の方が大きいので「ここで買うのはやめておこう!」という判断が可能になるかと思います。
上で紹介した例のすぐ左側にもう一つ代表的な例があるので紹介しておきます。
急に動いたので本能のままに赤丸で買い一瞬で逆行して損切りになりましたという例です。
このパターンは過去にも紹介しているのですが、このトレードの何が問題なのでしょうか?
この問題点がわからないから同じような負けトレードを繰り返している方も多いかと思うのですが、急に動いたと言っても動き始めからするとすでにかなり買われた後です。
つまり、急に動いたからエントリーしたと言っても、もうすでに時遅しという可能性があるということです。
赤丸で買って更に上昇することも当然あるのですが、もしそうならなかった場合に何が起こるでしょうか?
と言っても判断材料がないと難しいかもしれませんので、黄丸で買った人がエントリー後すぐにグ~んと伸びたら何を考えるでしょうか?
ご自身が実際に黄丸辺りで買ったと仮定して考えてみてください。
多くの方がグ~んと伸びたので決済しようと考えませんか?
全員でないにしろ、買った人の多くが決済すると、買いの決済=売りなので下げることになります。
上に行けば行くほど下の方で買えた人は含み益が増える訳なので、上に行けば行くほど上の方で買ってしまうと逆行のリスクが高くなります。
この理屈が理解できれば赤丸辺りで買おうとは思わなくなるかと思うのですが、理解できていないことが買ってしまう原因かと思います。
このようなトレードを防ぐ方法は上で説明した理屈をしっかり理解することと、急に動くことがチャンスではなくピンチだと考えることかと思います。
更には、赤丸で買った場合はどこで損切りするのでしょうか?
急に動き本能的にエントリーしたのだからどこで損切りするのかなんて決めていない筈です。
ですので、どこで損切りをするのか決めてからでないとエントリーしてはいけないというルールを作り、これをしっかり守ることができれば赤丸で買うなんてことはないでしょう。
他にも例はあるかと思うのですが、一度にたくさん紹介して消化不良になるくらいなら上で紹介した2パターンさえ克服できればエントリーした瞬間の逆行はかなり減るかと思います。
2パターンに関して防ぐ方法を説明したのですが、FXの基本中の基本はなるべく下から買って、なるべく上から売るです。
上の2パターンはいずれも高いところで買っています。
すぐに環境認識能力が向上しないのであれば、せめて基本中の基本だけでもしっかりと意識してトレードして頂ければと思います。