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【FX】雇用統計発表後の激しい動きを解説します! 私のトレード履歴も公開!

 

昨日(9月1日)、アメリカの雇用統計とISMという重要指標の発表がありました。

 

特に雇用統計発表後は激しく動いたのですが、何故激しい動きになったのかを解説したいと思います。

 

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上はドル円15分足のチャートですが、雇用統計発表直後は大きく下げます。

 

その後、上昇の起点であるオレンジ枠のゾーンを軽く下抜けたと見せかけて一転して大きく上昇します。

 

昨日の朝の記事で、

 

「オレンジ枠の上昇の起点ゾーンが当面のラスボスという感じかと思います」

 

とか、

 

「できればオレンジ枠のゾーンまで一気に下げれば買いやすくなるかと思います」

 

ということを書いたのですが、結果的には買いやすいところまで一気に下げてくれたので買いやすかったのではないかと思います。

 

「事前に書いた通りの動きになったので自慢かよっ!」と思われるかもしれませんが、勿論自慢したい気持ちは多少ありますwww

 

ですが、上記内容と同じようなことは勝っている多くのトレーダーさんが考えているであろうことなので大袈裟に自慢してしまうと逆に笑い者にされる可能性もありますw

 

という半分冗談で半分本気のことはこれくらいにしておきますw

 

では、何故オレンジ枠のゾーンがラスボスなのでしょうか?

 

ラスボスというのは売りたい人側からの考え方であって、買い勢からすると最終防衛ゾーンと言っても良いでしょう。

 

ラスボスとか最終防衛ゾーンというのは15分足ではわからないので1時間足を見てみます。

 

 

1時間足で見ると赤丸を起点に赤線で示したように大きく上昇しています。

 

また、オレンジ線で示した大きな上昇も起点となるのは赤丸とほぼ同じ位置です。

 

ほぼ同じ位置から大きく上昇しているので黄枠のように囲うと、黄枠の下限が高値圏のネックラインと言って良いところとなります。

 

このネックラインを明確に下抜けてしまうと買い勢が意気消沈し、下落の流れに変わってしまう可能性があるので売り勢からするとラスボスであり、買い勢からすると最終防衛ゾーンということになる訳です。

 

普段の環境認識の記事では日足と15分足でしか説明していませんが、15分足だけではわからないことも当然ありますので、状況に応じて1時間や4時間足も確認する必要があります。

 

 

ラスボスとか最終防衛ゾーンの意味をご理解頂けたと仮定して話を進めます。

 

このラスボス(最終防衛ゾーン)に到達後に一転して大きく上昇した理由は何でしょうか?

 

と言っても同じようなことは何度も説明しているのでもう説明する必要はないのかもしれませんが、今回初めて当ブログに来られた方もいらっしゃるかと思いますのでしっかり説明したいと思います。

 

 

まず、雇用統計発表後にオレンジ枠のゾーンまで下げるのですが、雇用統計発表後や、雇用統計発表前に売っていた人はオレンジ枠のゾーンに到達したことで何を考えるでしょうか?

 

オレンジ枠のゾーンを一瞬でブチ抜いて更に大きく下げればポジションを保持するでしょうが、このゾーン辺りで動きが怪しくなりもう下に行きそうにないと判断すれが決済してきませんか?

 

売りポジションを持っている人が全員一斉に決済する訳ではないでしょうが、最初から利確目標をオレンジ枠のゾーン辺りと決めていた人は決済してくるでしょう。

 

売ってた人の決済なので買いとなりますし、重要なポイントであるオレンジ枠のゾーン辺りから売ってくる人は少なくなるでしょう。

 

こういうところで売るということは下げている途中で売ることになり、大原則である戻り売りではないからです。

 

一方、買いたい人の気持ちを考えると、このオレンジ枠のゾーンは最終防衛ゾーンであり、ここを死守できればここから買いたいと考えている人は多いでしょう。

 

オレンジ枠のゾーンを一瞬下抜けるのですが、これは車で言うオーバーランのような感じであり、勢いが付いているとそう簡単には止まれません。

 

で、動きが止まった後に更に新規の売り注文が大量に入ればオレンジ枠のゾーンを明確に下抜けたかもしれないのですが、上でも書いたようにオレンジ枠のゾーン辺りから売ってくる人は少なくなる筈です。(売りたくても今持っているポジションを決済しないと新規では売れない人もいるでしょう)

 

新規で売ってくる人が少なくなる一方で売りポジションを持っていた人がどんどん決済し、最終防衛ゾーンを死守できたと考える買い勢がどんどん買ってくれば一時的には圧倒的に買いが優勢になるのでその後一気に上昇したと考えられます。

 

雇用統計発表後に一気に大きく下げたということは上昇する際に壁がないので一気に上昇するということが多いです。(要するにV字回復です)

 

更に追い打ちをかけるように23時にISMの発表があり、黄枠のゾーンを楽々ブチ抜き、ピンク線辺りまで上昇しました。

 

 

ちなみに、黄丸がISMが発表された時のローソク足ですが、発表された瞬間は一気に上昇するのですが赤枠の下限を少し上抜けた瞬間に反発し、長い上ヒゲになっています。

 

長い上ヒゲになった勢いでその後下げる可能性もあったのですが、オレンジ枠のゾーンからの猛反発が見えている訳なので売りにくかったのではないかと思われます。

 

上ヒゲになった次の足で赤枠の下限を楽々ブチ抜いてくるのですが、何故このような動きになったのでしょうか?

 

これも過去に説明済みですが、改めて説明しておきます。

 

ISM発表直後に赤枠の下限に到達します。(厳密に言えば少しだけ上抜けました)

 

赤枠の下限に到達するまでに買っていた人からすると赤枠の下限を利確目標としていた人もいるでしょう。

 

逆に、赤枠の下限辺りから売りたいと考えていた人もいるでしょう。

 

実際には、「いるでしょう」ではなくいたからこそ赤枠の下限で反発する訳ですが、反発後に再度上を目指す動きになると、赤枠の下限付近に入っていた買ってた人の決済注文や新規の売り注文はすでに出切っています。

 

つまり、再度上を目指す動きになった時にこの赤枠の下限辺りには注文がほとんど入っておらずスカスカの状態です。

 

なので、買い注文がどんどん入ることでこの赤枠の下限を簡単にブチ抜いたということになるかと思います。

 

これは長い上ヒゲの後に時間をあけずに上を目指したからであって、上ヒゲの後に時間をかけてしまうと再度赤枠の下限辺りに大量の注文が入り一気に抜けなかったかもしれません。

 

この辺りのことはすぐには理解できないかもしれませんが、理屈がわかれば決して難しいことではないと思います。

 

 

最後に、「できればオレンジ枠のゾーンまで一気に下げれば買いやすくなるかと思います」と書いた本人が買っていないのはどうかとツッコまれるかもしれないということを想定し、実際に買ってみましたw

 

見えにくいでしょうがトレード履歴をアップしておきます。

 

私のメイン口座の履歴は公開しませんが、負けても痛くも痒くもないサブサブ口座に関しては過去にも公開しております。

 

エントリーに関してはもうパソコンの電源を切った後で、スマホで入ったのでかなり適当です。

 

決済に関しては放置しておけば大きく獲れたのですが、ISMで下げた可能性もありますし、アニメタイムを削ってまでチャートを眺める気はなかったので早々に利確しましたw

 

ちなみに、上のトレード履歴の前には損切りトレードもガンガンやってますw

 

メイン口座ではできないようなことを色々試しているのですが、なかなか上手くいかず悪戦苦闘中です。。。

 

形になれば当ブログで公開してもいいかな~とは考えているのですが、色々と試している本人でさえ上手く言葉で表現できないようなことを公開しても混乱を招くだけかもしれないので、やめておいた方がいいかもしれないですね。

 

とにかく、ツッコミを避けるために一応買いましたというご報告です!

 

以上です!