おはようございます。
8月30日、ドル円の環境認識です。
まずは日足です。
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3日連続で陽線が続いていたのですが、昨日は陰線となり、しかもかなり長い上ヒゲとなりました。
昨日、一瞬大きく上昇したのですが、結果的には赤線の高値を実体で上抜くことはできませんでした。
とは言え、瞬間的には赤線を大きく上抜けたので、抜けたと判断するトレーダーさんもいらっしゃるかと思います。
日足で書くことはこれくらいなので15分足を見てみます。
15分足で見ると日足の上ヒゲ部分の動きが強烈であることがわかるかと思います。
赤枠の上限を上抜け一気に上昇したのですが、結果的にはその後全否定以上に下げることになります。
何故このような動きになったのでしょうか?
ポイントとなるのは黄枠の揉み合いかと思います。
この黄枠内でかなり長い時間揉み合いとなるのですが、この黄枠の上限=赤枠の上限を上抜けると何が起こるでしょうか?
黄枠内で売ってまだポジションを持っている人は黄枠を上抜ければ全員含み損となります。
ちょっと上抜けたくらいでは損切りしてこないかもしれませんが、更に上昇すれば耐え切れずに損切りしてくるでしょう。
更に、黄枠の上限を上抜けたことで新規で買ってくる人も多いでしょう。
売ってた人の損切り=買いと、新規の買いのダブルパワーで一気に上昇したと考えられるのですが、チャートの左側に目立った壁がなかったことも大きく上昇した要因かと思われます。
どういうことかと言いますと、赤枠の少し上くらいに下落の起点などがあれば黄枠内で売った人もこの下落の起点くらいまでは損切りせずにポジションを保持したかもしれないのですが、こういったものがないと支えとなるものがない訳なので一気に上昇してしまう可能性があります。
こういったことを恐れて黄枠を上抜けたらすぐに損切りした人が多かったと考えられます。
次に大きく上昇した後の動きに関してですが、オレンジ丸で1時間以上揉み合っています。
この揉み合いを上に抜ければ更に上昇した可能性もあるのですが、オレンジ丸辺りから買える人はどれくらいいるでしょうか?
黄枠内や黄枠を上抜けた後に買った人は一旦決済しないと新たに買うことはできませんん。(資金的な余裕がある人を除く)
また、オレンジ丸辺りで初めてチャートを見た人はこの辺りから買いたいと考えるでしょうか?
当然買いたいと考える人はいるでしょうし、実際に買ってきた人もいるから揉み合いになった訳ですが、私だったらオレンジ丸内で買うことは100億パーセントありません。
何故かという説明はもう不要かもしれませんが、チャートの左側からの流れを見ればかなり高いところで買うことになるからです。
買うのであればなるべく下から、押してからが大原則です。
この大原則に反するから買わないのですが、オレンジ丸で買った人がいるからその後の爆下げに繋がると言っても過言ではありません。
オレンジ丸を下抜けると、オレンジ丸内で買ってた人は損切りを余儀なくされるでしょうし、下抜けたことで本格的に売ってくる人もいるでしょう。
更には、黄枠内や黄枠を上抜けた後に買った人もオレンジ丸を上抜ければポジションを保持したかもしれませんが、下抜けたことでどんどん決済してくるでしょう。
何故かと言えば、一気に上昇したということは壁がないので一気に下落する可能性があるからです。
急騰後に急落、つまり逆V字回復になることが多いのは壁がないからであって、今回も壁がないから急落したと考えられます。
急落しても赤枠の上限辺りで止まれば良かったのですが、オレンジ丸を下抜けることでオレンジ丸で買った人の損切り&新規の売り&上昇時に買った人の利確というトリプルパワーで赤枠の上限をブチ抜いたと考えられます。
その勢いは止まらず、黄枠の下限もブチ抜き、赤枠の下限でやっと止まったという感じです。
ここで止まればまだまだ買い勢も諦めてはこないでしょうが、現在はピンク線で示したように高値を切り下げている状態ですので、すぐには買いにくいかと思います。
と言っても買うことだけを考えるのは危険で、黄枠の下限や上限辺りから売りたい人は決して少なくないでしょう。
この間の時間差は僅か15分ですので、21:15の少し前くらいからは注意が必要でしょう。
日足レベルで考えるともう一押しあってもいいくらいですが、果たしてどうなるのか・・・
以上です!