おはようございます。
9月1日、ドル円の環境認識です。
まずは日足です。
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昨日は陰線となり、黄線を僅かではありますが実体で下抜けました。
黄線を実体で下抜けたのであれば売り中心で考えたいところですが、現在は赤線とオレンジ線のほぼ中間地点です。
黄線を実体で下抜けたことを重視する人は売りたいでしょうが、オレンジ線から赤線までの上昇に対する押し目買いを考えている人はそろそろ買えるポイントに来ています。
この両者の思惑がぶつかれば現在値辺りであまり値幅のない揉み合いになることが考えられます。
とは言え、本日はアメリカの雇用統計&ISMが発表されます。
発表されるまでは積極的にトレードしてくる人は少ないかもしれませんし、現在は昨日70pips近く急落した後の揉み合い状態になっています。
ということで、少なくとも今日の午前中は手を出しにくいかな~という感じです。
続いて15分足です。
現在は赤枠の下限を明確に下抜けたと言って良いでしょう。
ですが、赤枠の下限を下抜けてもチャートの左側にはたくさんの壁があり、現在は黄枠の上昇の起点ゾーンで跳ね返されたところです。
この黄枠のゾーンを下抜けても細かな壁が複数ありますし、オレンジ枠の上昇の起点ゾーンが当面のラスボスという感じかと思います。
で、今日の雇用統計発表後の理想の動きはどんな感じでしょうか?
もし雇用統計発表後にトレードしたいのであれば事前に複数の動きのパターンを想定しておいた方が宜しいかと思います。
まずは発表直後に上に行った場合ですが、赤枠の下限くらいまでしか上昇できないとなるとあまりトレードする気になれません。
何故かと言えば、ちょっとしか上昇できないということは新規の買いも売ってた人の決済もあまり出ていないことになります。
新規の買いがあまり入っていないということは、赤枠の下限に到達後に下げるにしても買ってる人の決済の量は少ないです。
買ってる人の決済に乗じて新規の売りが大量に入れば大きな動きになる可能性もあるのですが、黄枠のゾーンをまだ下抜けていませんので、この黄枠のゾーンで止められる可能性があります。
これでは面白くないです。
では、どうなれば面白いかですが、やはり赤枠の上限辺りまで一気に上昇し、その後爆下げという展開が面白いかと思います。
理想としてはピンク線辺りまで一気に上昇して欲しいですが、昔と違って最近の雇用統計で秒速で100pips以上動くなんてことはほぼないので期待薄かと思います。
逆に雇用統計発表で下げた場合ですが、黄枠&オレンジ枠のゾーンの間の細かな壁で止められた場合は厄介かと思います。
特に水色線は15分足で見れば上昇の起点であることがわかるのですが、4時間足以上のローソク足を見ている人には上昇の起点であることが認識されません。
こういうところで瞬間的に止められたとしても、その後すぐにここを下抜けてくるかもしれません。
緑線であればダブルボトムのネックラインであることは多くのトレーダーさんが認識するでしょうから、最低でも緑線、できればオレンジ枠のゾーンまで一気に下げれば買いやすくなるかと思います。
基本的には雇用統計発表の初動で上昇すれば売り、下落すれば買いですが、慌てて売り買いすると危険です。
買うのであればせめて安値を切り上げてから、売るのであれば高値を切り下げてからの方が安全です。
とは言え、何の訓練もせずいきなり雇用統計発表直後にトレードするのは危険ですので、最初は実際に売り買いする必要はないのでローソク足の動きをしっかり追いかけ、エントリーできそうなところでエントリーした気になってその後利確したり損切りしたりする訓練をされた方が宜しいでしょう。
また、こういう時だけデモトレードをするという方法もあります。
上で「最近の雇用統計で秒速で100pips以上動くなんてことはほぼない」と書いたのですが、あくまでも「ほぼ」です。
重要なラインをブチ抜けば数分から数十分かけて100pips以上動く可能性は十分ありますのでご注意ください。
以上です!