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【FX】アメリカの雇用統計発表後の動きを解説します! 10月6日

 

10月6日に発表されたアメリカの雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月に比べて33万6000人増え、市場予想の16万6000人を大幅に上回りました。

 

一方、失業率は前月から変わらず3.8%となりました。

 

この雇用統計発表を受けてドル円は大きく動いたと言いたいところですが、大して動きませんでした。

 

大きく動かなかった理由も含めて解説したいと思います。

 

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上はドル円の15分足ですが、赤丸のところが為替介入があったと憶測されているところです。

 

この赤丸の動きと比べて黄丸の動きが小さいことがわかるのですが、この黄丸こそが雇用統計発表後すぐの動きです。

 

市場予想よりもかなり強い結果だったのでもっと動いても良さそうなのですが、何故あまり動かなかったのでしょうか?

 

私はファンダメンタルズ分析なんて全くできませんのでチャートだけで判断したいと思います。

 

 

緑丸のところが雇用統計が発表された21時30分なのですが、発表された瞬間は一瞬下に行きます。

 

これは買いポジションを持っていた人が決済したのか、それとも決め打ちで売った人がいたのかはわかりませんが、瞬間的に下げたのは事実です。

 

ですが、雇用統計の結果が強かったことでその後買い注文がどんどん入ります。

 

緑丸の位置から見て最初に意識されそうなのは何度も止められた黄線かと思うのですが、ここまでの値幅はほとんどなかったのでここは簡単に上抜けます。

 

次に意識されそうなのは赤枠で囲った波の上限なのですが、15分足で見ると一気に突き抜けたように見えます。

 

ですが、この時の1分足を実際に見ていたのですが、赤丸のところでかなり抵抗していました。

 

何故赤丸のところで抵抗したかと言えば、赤枠の上限というのは買いポジションを持っている人からすると利確ポイントとして意識されるでしょうし、新規で売りたい人からすれば絶好の売りポイントです。

 

ということで、この赤丸のところで買いポジションを持っている人が決済したり、新規の売り注文が入ることで赤枠の上限を抜けさせるかということで抵抗したと考えられます。

 

 

頑張って抵抗はしたのですが、結果が強かったということもあり、最終的には赤枠の上限を上抜けます。

 

赤枠の上限を上抜けるとチャートの左側に目立った壁がなく、149.5円のキリ番とピンク枠で囲った波の下限がほぼ同じ位置なので、ここまでスンナリ上昇したと考えられます。

 

ここまで上昇すれば更に上昇しても良さそうなのですが、ここで力尽き、黄線を軽く下抜けるも、その後は上にも下にも行けず取引を終えました。

 

では、何故更に上昇することができなかったのでしょうか?

 

って、こんなことはアンケートでも取らない限りわからないのですが、上に行けば行くほど150円のキリ番が近付いてきます。

 

数日前に約300pips急落した起点が150円辺りであり、同じことがまた起こるかもしれないと考えると150円に近付けば近付くほど買いにくくなるでしょう。

 

買いの勢いが弱くなれば買いポジションを持っていた人もそろそろ決済しようかと考えるでしょうし、売りたい人からすれば149.5円を明確に上抜けてしまうと150円が近くなるということを考えると149.5円が売れるラス前のポイントということで売った人もいるでしょう。

 

この売りの勢いが続けば黄線を下抜けて赤枠の下限辺りまで下げた可能性もあるのですが、指標が強かったということもあり売りの勢いは続きませんでした。

 

かと言って、再度買うにしても149.5円辺りで止められたのが見えている訳なので積極的に買おうとする人が少なく上にも下にも行きにくくなったと考えられます。

 

 

最後に今回の雇用統計で大きく動かなかった理由ですが、市場が冷静だったということもあるかと思うものの、こういった事情は私にはわかりません。

 

わかるとすれば雇用統計発表前にすでにかなり買われており、買いポジションが溜まっていたと思われます。

 

どういうことかと言いますと、オレンジ線で示した上昇の値幅は70pipsちょっとあります。

 

瞬間的に下げている時間帯もあるのですが、ほぼ一方的に上昇しています。

 

ということは、買った人がまだ決済せず、ポジションを持ったままという人がかなりいたと考えられます。

 

となると、資金に余裕がある人でない限り新たに買うことができず、雇用統計の結果を見てどうするか判断していたでしょう。

 

このような感じなので、結果が強かったからと言って激しく上昇することがなく、過去2ヶ月と比較するとかなりしょぼい動きになったと考えられます。

 

150円まで一気に上昇すればその後爆下げという可能性もあったのですが、そこまでの力はなかったので下げる方の力もあまり出なかったようです。

 

 

では、雇用統計発表前にどのような動きだったら激しく上昇した可能性があるでしょうか?

 

ヒントはすでに出しておりますので、是非お考えください。

 

 

って、本当は眼精疲労が限界でこれ以上書くのは厳しいです。。。

 

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以上です!