【FX】専業トレーダーのメモ帳

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【FX】ドル円の今後の動きに関して 

 

本日(5月6日)はGWの最終日です。

 

まだ旅行先にいらっしゃるという方や、最終日は家でのんびりという方もいらっしゃるでしょうが、個人的には昨日FXとは何の関係もないYoutubeの撮影&動画編集をしただけで基本的にはずっと家にいました。

 

日課であるバイクに乗って遠くを眺めるということは欠かさずしていましたが。

 

1日中パソコン三昧ではそれでなくても悪い視力が益々悪くなるので、バイクに乗って遠く(主に山の緑)を見るということだけは続けています。

 

ちなみに、ずっと通っていたジムは左脚の神経痛が悪化してからは行っていません。

 

暖かくなってきたことで徐々に足の具合は良くなってきたのですが、長時間立っていたり、長時間歩くとすぐに痛みが復活するので当分は大人しくしておこうと思います。

 

 

さて、本日はドル円の今後の動きに関して書いてみたいと思うのですが、今後どういう動きになるのかなんて正直なところわかりません。

 

わからないのですが、どのような動きになっても対応できる準備をしておけば焦ることもないでしょうし、素直に動きについていけば良いだけだと思います。

 

そのために必要なのが環境認識なのですが、環境認識をせずに「今日は上だ!(下だ!」と決め付けてしまうから思惑の方向に動かなかった時に対応できなかったり、熱くなってナンピン三昧なんてことになるのだと思います。

 

当ブログでは何度も準備力という言葉が出てくるのですが、勝っている人とそうでない人の圧倒的な差はこの準備力の差だと思います。

 

勝っている人は用意周到にあらゆる動きのパターンを事前に想定し、どのような動きになっても対応できるだけの力があるかと思うのですが、この力がないと動きに翻弄され、高いところで買って即損切り、「じゃあ次は売りだ!」と言って売ってまた損切りというような往復ビンタのような状態になるのではないでしょうか?

 

買ったすぐ後に売るというのは目線が定まっていない証拠であり、目線が定まっていないというのは環境認識ができていませんよということを自ら証明していることだと思います。

 

 

前置きが少々長くなりましたので、そろそろ本題に入りたいと思います。

 

まずはドル円の日足をご覧ください。

 

 

現在は大きく下げた起点である黄丸=黄線にタッチし反発したところなのですが、この黄線というのは赤枠の揉み合いゾーンの上限でもあります。

 

黄線もしくは赤枠のように囲うことができていれば、この黄線辺りから買うということもできたかもしれません。

 

ですが、オレンジ線で示したように強烈な逆V字回復をしていますので、ある程度戻ったところから売りたい人も少なくはないでしょう。

 

で、もし赤枠の揉み合いを下抜けるようなことがあれば緑線辺りまで下げる可能性もあるのですが、今現在は黄線で大きく反発しましたので、黄線または赤枠の下限を下抜けるまでは緑線のことはそれほど意識しなくても良いでしょう。

 

 

続いて1時間足です。

 

 

現在は下落の起点である赤線に到達しています。

 

この赤線が意識され下げるとすると、まずは白線辺りが意識されるでしょう。

 

ここを下抜けると青線、そして、ここを下抜けると黄線辺りが意識されそうなポイントになるかと思います。

 

逆にこの赤線を上抜けると、上昇の起点であるオレンジ線辺りが意識されるかもしれませんが、このオレンジ線は黄丸のところで反発することなくすんなり下抜けているのであまり意識されないかもしれません。

 

次に意識されそうなのは緑丸の下ヒゲを連発したゾーンですが、ここは上下に何度か抜けているのであまり意識されないかもしれません。

 

となると、赤線を明確に上抜けると紫線辺りまですんなり上昇するかもしれないということも考えておく必要があるでしょう。

 

 

続いて15分足と言いたいところですが、15分足に関してはご自身でお考えください。

 

 

以上ですが、上で書いたようなことをチャートを見た瞬間に判断できるようになれば、今トレードすべきかどうかも瞬時に判断できるようになるかと思います。

 

例えば、今現在が1時間足の赤線にタッチした瞬間だとすると、

 

 

タッチした瞬間に売るという手もあるでしょうが、これだとカウンタートレードになります。

 

カウンタートレードが必ずしも悪いという訳ではないのですが、赤線が固いということを確認してから入った方が勝率はアップするでしょうし、売ったとしても白線の存在が気になります。

 

今はボラがあるので白線まででも十分な値幅があるのですが、もしここまでの値幅が20pipsもないのであれば、この白線を下抜けた後に戻ったところから売る方が良いかと思います。

 

この辺りの感覚は人それぞれでしょうし、言葉で説明するのも難しいのですが、期待できる値幅&損切り幅というものを常に意識しておけば自然と身に付く感覚かと思います。

 

当然のことながら、身に付けるためには目的意識をしっかり持ってチャートを眺めるということが必要になってきます。

 

ですので、ブログを読む時間はほどほどにしてチャートや負けトレードと向き合って頂ければと思います。

 

 

逆に、この赤線にタッチした後に赤線を上抜けた場合はどうでしょうか?

 

上抜けた瞬間に買うという手もあるのでしょうが、買った瞬間に激しく逆行し、上抜けた足が長い上ヒゲとなってその後爆下げなんてことは決して珍しくありません。

 

ですので、上抜けたからと言って慌てて入るのではなく、押したところで入る方が良いでしょう。

 

 

長々と書いてきましたが、結局のところ基本中の基本を書いたまでです。

 

何か特別な手法とかトリッキーな考え方を披露した方がウケは良いのでしょうが、基本すらできていないのに難しいことや応用的なことをやろうとしても無理があるかと思います。

 

「型破り」という言葉の意味は、一般的・常識的な型や方法にはまらないことなのですが、一般的・常識的な型や方法をマスターしたからこそ型を破れるのだと思います。

 

ですので、いきなり型破りなことをするのは単に無謀なだけであり、基本すらできていない人が凄腕トレーダーさんのトリッキーなトレードを真似するのは無理があると思います。

 

そんな無理をしなくても基本に忠実であれば十分結果を残すことが可能なのですが、環境認識ができないとか、戻り売り・押し目買いができない、急に動くとすぐに飛び乗りで入ってしまうというようなことが続く限り安定的な勝ちというのは遥か先のことだと思います。

 

 

GW明け後は体が怠いとかやる気が出ないなんてこともあるでしょうが、調子が戻ったら是非基本を今一度見直してみてください!