おはようございます。
7月19日、ドル円の環境認識です。
まずは日足です。
本日は1番大きなローソク足にしてみたのですが、黄丸の部分をご覧になると一昨日のローソク足は実体部分がほとんどなく、上ヒゲと下ヒゲの長さがほぼ同じのピンバーとなり、昨日は上ヒゲも出ているけど下ヒゲの方が長いピンバーとなりました。
昨日も一昨日も値幅は十分あるのですが、ニューヨーク時間以降は乱高下していたので実際にトレードするとなるとかなり難しかったのではないかと思います。
個人的にはあまりトレードする気がないのですが、この理由というのは・・・
現在はオレンジ線で示した大きな下落後の揉み合い状態です。
これだけ一気に下げたので戻ったら売りたい人が多いでしょうし、一方、チャートの左側からの流れを見れば赤線辺りが日足や週足レベルでの押し目買いポイントです。
この赤線を明確に下抜けてしまうと本格的に下落の流れになってしまう可能性があるのですが、この赤線を最終防衛ラインと考えると赤線を背に買いたい人も多いでしょう。
この両者の思惑がぶつかって行ったり来たりを続けているのですが、日足レベルでの揉み合いなので上下幅があるものの、1分足や5分足で頻繁に見られる急騰・急落後の揉み合い状態と状況は同じです。
揉み合い=喧嘩と考えると、売り勢と買い勢が激しく喧嘩しているところに事情を知らない第三者が紛れ込んだらどうなりますか?
喧嘩に巻き込まれて激しく殴られる(激しい損切り)かもしれません。
こんなところに無理に飛び込む必要はなく、喧嘩が終わった後、つまり、決着がついた後に美味しいところを頂けば良いのではないですかというのが私の考え方です。
1分足や5分足ばかりを見ていると上で書いたような事情に気付けないかもしれませんが、大きな時間足で大局を見ることで色んなことに気付けるようになるかと思います。
続いて15分足ですが、いつもよりローソク足のサイズを小さくしています。
赤丸の部分が昨日の指標発表後に乱高下したところなのですが、「何故こんな動きになるの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
この説明をするためにローソク足を小さくしたのですが、指標が発表された瞬間に大きく下げます。
上昇の起点であるオレンジ線を下抜けることで、ここより上で買ってた人の損切りがかなり出たかと思うのですが、黄線で止められた後に猛反発します。
この黄線の起点をご覧頂くとダブルボトムのネックラインなのですが、このネックラインが売りポジションを持っている人の利確ポイントであり、新規で買いたいと考える人の買いポイントになったと考えられます。
指標で大きく下げた際に新規の売り注文がたくさん入ったでしょうが、もしかしたら買ってた人の決済の方が多かったかもしれません。
下げる=新規の売り注文と考えるのは当然でしょうが、買ってた人の決済も売りということに注意しなければなりません。
指標で下げた際に買ってた人が決済したら今はどういう状態ですか?
決済したので今はノーポジションの筈です。
ノーポジションの状態で買えそうなポイントである黄線に到達したらどうしますか?
全員という訳ではないでしょうが、もう一度買い直しませんか?
一旦買いポジションを決済した人が買い直す+売ってた人が黄線辺りで決済する=短期的には圧倒的に買い優勢となるので黄線辺りから猛反発したと考えられます。
この説明が正解ですなどと申し上げる気はないのですが、トレーダーの心理というものを考えるとこのような妄想が可能となりますw
妄想を続けますw
黄線に到達後に下げた以上に上昇するのですが、どんどん上に行けば下の方で買えた人はどんどん含み益が増える訳なのでいつ決済しようかと準備している筈です。
また、上に行けば行くほど戻り売りを考える人が増えてくるでしょう。
ということで、黄線に到達後猛反発するものの、再度猛反発し今度は大きく下げます。
大きく下げるのですが、2ヵ所のピンク丸をご覧になると安値を切り上げました。
この状態を見た売りポジションを持っている人は何を考えますか?
左側のピンク丸=黄線を下抜ければポジションを保持しようと思っていたけど、安値を切り上げたので決済しようと考えませんか?
これに加えて新たに買いたいと考えている人は、安値を切り上げたし、黄線が効いてるっぽいので買ってみよう!と考えませんか?
安値を切り上げた=売りが失敗したと考える人が多くなったので、最初の猛反発以上にその後上昇したと考えられます。
妄想は以上ですw
上で書いたことは私の妄想ですが、それほど無茶な妄想ではないかと思います。
動きの意味を説明できるようになればエントリーすべきかどうかの判断もできるようになるかと思いますので、トレーダーの心理を考えつつどんどん妄想してください!