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【FX】アメリカの雇用統計発表後の動きを徹底解説! ボーナスステージになるかも?

 

昨日(8月4日)、アメリカの雇用統計が発表されました。

 

個人的に結果については全く興味がないのですが、調べたところによると市場予想を下回ったようです。

 

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さて、アメリカの雇用統計というのはFXのトレーダーにとって1ヶ月に一度のかなり重要なイベントかと思うのですが、雇用統計発表後の動きの意味が理解できないという方が多いのではないかと思います。

 

昨日の朝の記事で「発表直後に上に行けばその後は下げ、下に行けばその後は上げるというのが定番の動きです。」ということを書いたのですが、まさしくこの通りの動きになりましたので何故このような動きになるのかということを徹底的に解説したいと思います。

 

 

上はドル円の15分足ですが、赤縦線よりも右が雇用統計発表後となります。

 

まず注目して頂きたいのが黄丸の長い上ヒゲなのですが、ここで何が起こっているかと言いますと、雇用統計が発表された瞬間に上に一気に上昇します。

 

と言っても、上昇したのは約35pipsほどなので雇用統計発表直後としてはかなりしょぼいです。

 

それでも一気に上昇したのは事実です。

 

一気に上昇することで下落の起点であるオレンジ線に到達します。

 

ここに到達することで何が起こるでしょうか?

 

このオレンジ線というのは買いポジションを持っている人にとって利確目標となるでしょうし、ここから売りたいと考えている人も多いでしょう。

 

雇用統計が発表され、このオレンジ線を一気にブチ抜くようなことがあると上で書いた「発表直後に上に行けばその後は下げ、下に行けばその後は上げるというのが定番の動きです。」ということにはならないことも多々あるのですが、オレンジに到達したところで動きが止まると買いポジションを持っている人は決済したいと考えませんか?

 

勿論、オレンジ線を一気に上抜ければポジションを保持するでしょうが、動きが止まると「やはりオレンジ線は硬いか~」ということで決済してくるかと思います。

 

この買ってた人の決済と同じくらいのタイミングか、少し遅れるくらいの感じでオレンジ線辺りから売りたいと考えている人が売ってくると何が起こるでしょうか?

 

買ってた人の決済は売りですし、新規の売りは勿論売りなので一時的に圧倒的に売りが優勢となります。

 

このことによって雇用統計発表直後は一気に上昇するものの、この動きを全否定するくらいの感じで一気に下落するというのがこの黄丸の上ヒゲの正体かと思われます。

 

 

その後ですが、オレンジ線に到達し一気に下落することで買い勢が意気消沈し、上昇の起点である緑枠のゾーンやピンク線までも下抜いてきました。

 

もし、雇用統計発表直前にオレンジ線のすぐ近くくらいまで上昇しており、発表によってオレンジ線を一気にブチ抜けば急上昇した可能性もあるのですが、発表直後の買いの勢いがあまりなく、しかも、オレンジ線までの値幅がちょうどいい感じだったので買い勢には辛い展開となりました。

 

「発表直後に上に行けばその後は下げ、下に行けばその後は上げるというのが定番の動きです。」ということを理解していれば上の方から売れたかと思いますので、もし大きく獲れた方はご一報ではなく、金一封をお願い致しますw

 

というのは冗談ですが、しっかり獲れた方がたくさんいらっしゃることを望むばかりです。

 

 

今回の記事タイトルは徹底解説ですので、1分足でもう少し詳しく見てみたいと思います。

 

で、理解して頂きたいがためにちょっと物語風にしてみますw

 

 

オレンジ線は15分足と同じ位置に引いているのですが、このオレンジ線よりも上を魔王城と考えてみてください。(異世界転生アニメの観過ぎであることは素直に認めますwww)

 

雇用統計発表直後の動きは勇者軍が一気に攻め入った動きだと考えてみてください。

 

勇者軍が一気に攻め入り、魔王城の門を少しだけ傷つけます。(15分足でよ~く見ると、このオレンジ線をほんのちょっとだけ上抜けています)

 

このことに激怒した魔王様は筆頭の部下であるロキ将軍に出動を命じます。

 

とは言え、門を少し傷付けられた程度なので「軽く諫めてこい!」くらいの命令でした。

 

それでも力のあるロキ将軍のことですので、少し力を入れるだけで勇者軍は後退してしまいます。

 

これがオレンジ線にタッチした後に急落する動きのことです。

 

それでも勇者軍は諦めません。

 

再度突撃するのですが、魔王城の門にすら届かず力尽きてしまいます。

 

これが赤丸のところです。

 

ということで、この段階で黄丸と赤丸を見ると高値を切り下げたので、もしエントリーするのであれば赤矢印辺りが良く、これ以前というのは動きがあまりにも激しいでしょうし、スプレッドが広がっている可能性もあるのであまりオススメはしません。

 

物語の続きですw

 

力尽きた勇者軍は撤退するしかないのですが、ロキ将軍が手を出さずとも勇者軍の中から造反する者も現れ雪崩のように崩れていきます。

 

 

勇者軍の後方支援部隊がある緑線辺りで小競り合いがあるのですが、もう本体が崩れているので魔王城に近付くどころか押し返すのもやっとです。

 

その後も何度もピンク丸で小競り合いをするのですが、反発しているように見えているのは勇者軍の残党が最後の力を振り絞ったというよりも魔王軍が利益確定のための一旦休憩したと考えた方が良いでしょう。

 

終わりwww

 

 

もしかしたら「ふざけているのかっ!」と怒られるかもしれませんが、私なりにわかりやすいようにと思い書いてみました。

 

ローソク足だけだとどうしても無機質な感じで捉えどころがないように思えるかもしれませんが、登場人物に魂を吹き込むことで理解しやすくなるのであればどんな方法でも良いと私は考えています。

 

今まで全く理解できなかった動きが上の説明で理解できるようになればラッキーですからね♪

 

もし1分足の赤矢印辺りで売れていれば100pips以上獲ることも可能だった訳ですが、動きの意味を理解していれば雇用統計がボーナスステージになる可能性が十分あります。

 

「雇用統計は動きが速いので何もできない」と考えるのは自由ですが、動きの意味を理解し、普段よりも激しい動きに対応できるようになればボーナスステージになる可能性があるということをご理解頂ければと思いますし、個人的には完全にボーナスステージだと思っています。

 

指を咥えて見ているだけでは何も変わりませんので、もし雇用統計発表後にトレードしたいのであれば訓練が必要です。

 

先日も書いたように実際にエントリーしなくても良いので仮想トレードを行ったり、こういう時だけデモトレードで鍛えるというのも一つの方法だと思います。

 

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くれぐれも訓練なしでいきなりチャレンジなんてことはしないでくださいね。

 

 

以上ですが、動きの意味が理解できるようになればトレードの幅も広がるでしょうし、勝てる可能性も高くなるかもしれません。

 

売り買い両方の気持ちを考えればどのような動きでも動きの意味が理解できるようになるかと思いますし、それでもどうしても動きの意味がわからないようなところはトレードしなければ良いだけの話です。

 

逆に言うと、動きの意味が理解できていないようなところでトレードするから負けやすいとも言えます。

 

テクニカル系のインジケーター頼りのトレードをされている方には理解しにくいことが多々あるかもしれませんが、相場というものは基本的に人間が動かすものなので、トレーダーの心理を考えるトレード以上のものは存在しないかと思います。

 

数多くのインジケーターを一気に捨てるのは難しいかもしれませんが、見ていないインジケーターはどんどん消し、トレーダーの心理を考える訓練を是非やってみてください!

 

トレード内容が激変するかもしれませんよ!