【FX】専業トレーダーのメモ帳

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【FX】負けトレード解説 ご無沙汰しております!

 

超ご無沙汰しております。

 

昨年の11月3日以来の更新となります。

 

長らく更新しなかった理由は当ブログの右カラムに貼っているランキングの応援クリックをして頂けける方があまりにも少なかったからなのですが、ランキングに頼らずとも検索サイトからのアクセスがあり、日によっては毎日更新していた時よりもアクセス数が多い時もあります。

 

このようなブログを放置するのは勿体ないと思いますし、昨日(4月30日)超久々に負けトレード解説希望のDMを頂きましたので記事を書いてみようと思った次第です。

 

今後につきましてはどうなるかわかりませんが、少なくとも毎日更新するようなことはないと思いますし、気が向いたら記事を書く程度だとお考え頂ければ幸いです。

 

 

少々前置きが長くなりましたが負けトレード解説をしてみたいと思います。

 

では早速ですが、DMで送って頂いた画像をご覧ください。

 

 

画像をクリックして頂けると大きくなりますが、文字は読みにくいかもしれません。

 

今回は赤矢印で買いエントリーされ、黄×印で損切りされた訳ですが、私が解説する前に今回のトレードの問題点を是非お考えください。

 

私の解説を読むだけでも気付きがあったり何か得るものがあるかもしれませんが、ご自身で考えられた後に読まれた方が理解度は深まるかと思いますし、今後のトレードにも活かせるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

如何だったでしょうか?

 

今回のトレードの何が問題なのか全くわからないという方もいらっしゃるでしょうが、ご自身が実際にトレードする気になって、もしくは実際に赤矢印で買った気になって考えれば何かしらの考えが思い浮かぶのではないかと思います。

 

それでは私なりの解説をしたみたいと思いますが、私の解説が正解ですなどと申し上げる気は全くありませんので、参考程度にして頂ければ幸いです。

 

 

では、まずは右下の1時間足から見てみようと思うのですが、見やすいように私が別途画像を作成しました。

 

 

まず黄枠の爆下げですが、この下げに関しては為替介入があったのでは?とか、覆面介入だった等、色んな憶測が飛び交っているのですが、大きく動いたことは事実なので介入があったかどうかを気にするよりも大きく動いたチャンスを活かすことができたかどうかを考えた方が今後のためになるのではないかと思います。

 

で、爆下げの後に徐々に波が小さくなり、ピンク枠内ではかなり長時間値幅のない揉み合い状態となりました。

 

何故ここで揉み合いになったかと言えば、黄枠の下げの大体半値付近ですし、大きく下げた起点であるオレンジ丸や緑丸の高値が意識されたと考えられます。

 

何故意識されたかと言えば、オレンジ丸&緑丸の高値を上抜けてしまうとチャートの左側に目立った壁がないので一気に上昇してしまう可能性があり、売り勢からすると当面の最終防衛ラインという感じだったかと思われます。

 

1時間足だけを見た感想としては、オレンジ丸&緑丸の高値を明確に上抜けてからトレードを考えても良かったかと思いますし、そこまで待てないということであればピンク枠の下の方から上抜け期待で入っても良かったかと思います。

 

 

続いて15分足です。

 

 

15分足に関しては黄枠の波の真ん中辺付近ということはご本人さんも気付かれいます。

 

これに加えてエントリー前はあまり値幅のない揉み合い状態になっています。

 

更に申し上げると、エントリー位置というのは直近の高値であるピンク線を明確に上抜けた訳ではありません。

 

明確に上抜けた後であれば黄枠の上限まででもそこそこの値幅があったのですが、ピンク線にタッチした後に黄枠の下限辺りまで下げる可能性もあったということを考えるとエントリー位置に疑問を感じます。

 

その後の動きを見ても緑枠で長い時間値幅のない揉み合いとなっていますので、黄枠の上限辺りがかなり意識されていることがわかります。

 

値幅のない揉み合い状態の中でトレードしてはいけないということはないのですが、

 

「買うのであればなるべく下から!」

 

という基本中の基本を徹底する必要があるかと思います。

 

 

最後に1分足です。

 

 

オレンジ線で示したV字回復がエントリーの強い根拠のようなのですが、V字回復したからと言って100%上昇する訳ではなく、逆V字になって上昇分を全否定するような動きになることも皆無ではありません。

 

とは言え、チャートの左側を見る限りでは徐々に安値を切り上げているので買うことそのものは何の問題もないかと思われます。

 

では、何が問題でしょうか?

 

これに関してはご本人さんが「飛び乗りだった」と気付かれています。

 

気付かれているのであれば今後同じようなトレードをしなければ良いだけの話なのですが、飛び乗りが100%悪い訳ではありませんし、私も飛び乗りで入ることはあります。

 

今回の飛び乗りの何が問題かと言えば、直近の高値である緑線を上抜けた瞬間くらいに入られています。

 

勿論、エントリー後に一気に上昇した可能性もあるのですが、V字回復の下限である白線から見るとすでにかなり買われた後です。

 

白線の少し上くらいから買った人からすると、緑線まででもそこそこの含み益となっており、もし緑線を一気にブチ抜くような動きにならずに下げ始めたら一旦決済しておこうと考えませんか?

 

もしくは、緑線をちょっとだけ上抜けたと見せかけてのダマシなんていうのも日常茶飯事レベルで起こっています。

 

もし緑線がなく、V字回復の頂点が最高値でチャートの左側に壁がないような状態であれば今回のエントリー位置でも問題なかったかもしれません。

 

当然、逆行したら即切るということが必要ですが。

 

というような感じで、チャートの左側次第で考え方は大きく変わりますのでチャート左側をしっかり確認するということが必要でしょう。

 

次に損切り位置に関しては勿体ないという気もするのですが、特に問題ないかと思います。

 

何故かと言えば、ピンク線を下抜けてしまうと壁がなくなり白線辺りまで一気に下げる可能性があります。

 

白線の少し下辺りで損切りするということを事前に決めているのであれば今回の損切りは勿体ないのかもしれませんが、白線の少し下となると損切り幅は20pips以上となります。

 

ボラがあれば20pips程度の損切り幅は許容範囲かもしれませんが、今回のトレードだと値幅があまりない揉み合い状態でしたので20pips以上の損切りは大きな損失かと思います。

 

 

以上ですが、ご本人さんの文章を読ませて頂いて1点気になることがあります。

 

それは、「動いてくれるだろう」とか「売るきはうせただろう」という部分なのですが、このような考え方だと最初から買いありきで考えてしまうのではないでしょうか?

 

買い中心で考えることは何の問題もないのですが、買い中心だとしても最初に売りたい人の気持ちを考え、売る理由がない、もしくは売れる根拠が極めて少ないということを確認してからエントリーすれば必然的に勝率は上がるかと思いますし、無駄なエントリーを減らすこともできるでしょう。

 

逆の立場の人の気持ちを考えるということは当ブログで飽きるほど書いているのですが、これが徹底できている方は極めて少ないかと思います。

 

何故かと言えば、できていればもっと勝てるようになる人が増える筈なので。

 

逆の立場に関しては、

 

【FX】負けトレード解説 まずは逆の立場から考えてみよう! - 【FX】専業トレーダーのメモ帳

 

こちらの記事も是非お読みください。

 

 

FXの基本というものをしっかり理解されている方は多いかと思うのですが、その基本を理解しているというのと実際にできるというのは全くの別物です。

 

何度も何度も書いていることですが、FXというのは学ぶだけで何とかなるという世界ではなく、学び理解したことをトレードにどう活かせるのかということが重要かと思います。

 

FXに詳しい学者さんのような方は多いかと思うのですが、実際にトレードで勝っている人が少ないのは上の理屈に気付いていない、もしくは、気付いていても行動できていないからだと強く思います。

 

その行動をするために自らの負けトレードというのは最高のお宝となりますので、インジケーターがどうこうなんてことは無視して自らの負けトレードと向き合ってください!

 

と熱く語っても当ブログの人気記事の多くはインジケーター絡みいうのは寂しい限りです。

 

まあ、アクセス数稼ぎのためには仕方ないんですけどねw