おはようございます。
8月11日、ドル円の環境認識です。
本日は日足ではなく週足を見ておきます。
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現在は145円にかなり接近しているのですが、145円が何故重要なポイントかと言いますと、キリ番(ラウンドナンバー)というだけではなく、黄丸の大きく下げた起点であること、更には赤枠の高値圏の下限=ネックラインとも言うべきところだからです。
今週は順調に上昇してきているのですが、145円というのはまだ買いポジションを持っている人の利確ポイントとしてかなり意識されているでしょうし、145円辺りから売りたい人も多いでしょう。
ということで、145円をスンナリ上抜けてくる可能性もあるかとは思うのですが、いつ急落が起こってもおかしくはない状況であるということを理解しておく必要があるかと思います。
続いて15分足です。
15分足で見ると赤丸の部分が異質な動きをしていますが、これは昨晩の指標(消費者物価指数)によるものです。
指標発表直後は大きく下げるのですが、その後は下げた分以上に上昇します。
この辺りの理屈は、
【FX】アメリカの雇用統計発表後の動きを徹底解説! ボーナスステージになるかも?
こちらの記事をお読み頂きたいのですが、理屈をしっかり理解し、指標発表後の動きに対応できる訓練がしっかりできていればボーナスステージになったかと思います。
ただ・・・
上昇の起点である黄線に僅かに届いていないのでエントリーのタイミングは難しかったかと思うのですが、そんなに慌てなくても十分獲れたかと思います。
指標によってオレンジ線やピンク線を明確に下抜けるようなことがあれば流れが変わった可能性もあるのですが、そこまでの力はなかったので指標によって一瞬で買いたいポイントまで来てくれたので、どこで買おうかと待っていた人にとっては渡り船という感じだったかと思います。
さて、本日はアメリカだけではなくイギリスも指標があります。
本日からお盆休みという方も多いかと思うのですが、市場参加者が少なくなると145円の防衛ラインで戦う人が少なくなる可能性があります。
ですので、指標によって145円をスンナリ突破という可能性を考えつつ、逆に指標がきっかけで買い勢が一斉に決済してくるという可能性も考慮しておくべきでしょう。
と言いますか、事前に145円で利確するようセットしている人もかなり多いと思われます。
とにかく、今は非常に重要なポイント付近にいるということをしっかり自覚しておく必要があるでしょう。
重要なポイントということは大きなチャンスとも言えますが、激しい動きに対応できない人にとってはピンチとも言えるでしょう。
ピンチだから何もしないというのも立派な選択ではあるかと思うのですが、もし激しい動きに今後対応したいと考えているのであれば実際にトレードしないにしても動きはしっかり追いかけておくべきかと思います。
私にお盆休みはないので通常通りブログは更新する予定ですが、急なお誘い等で更新できないこともあるかもしれないということだけはご了承ください。
では、お盆休みに帰省される方はくれぐれもご安全に!