おはようございます。
7月21日、ドル円の環境認識です。
まずは日足です。
昨日は上ヒゲと下ヒゲの長さがほぼ同じの陽線となり、5日連続で陽線となりました。(4日前の実体がないローソク足に関しては陽線か陰線かの判断は難しいですが・・・)
黄枠で囲った波で見るとまだ半値までは戻っていないので、日足レベルの絶好の戻り売りポイントには到達していませんが、昨日140円を突破するも140.5円付近から約50pips下落したことを考えるとまだまだ売り勢も諦めていないように感じられます。
と言っても、140.5円辺りがそれまでに買っていた人の利確ポイントという意味合いの方が強い可能性もありますが。
続いて15分足です。
この15分足で昨日意外とスンナリ140円を突破した理由を考えてみましょう!
赤線が140円のキリ番ですが、過去に2度黄丸のところで微妙に140円に届かずその後失速しています。
ですが、昨日は特に抵抗することもなくスンナリ140円を突破しました。
何故こんなことになったのでしょうか?
ヒントは必ずチャートの左側にありますので、チャートの左側からの流れを追って考えてみてください。
私なりの解説は明日の記事にて!
なんて書くと嫌われそうなのでとっとと書きますが、ご自身でも是非お考えください!
お考え頂いたでしょうか?
チャートの左側からの流れをトレーダーの心理というものを考えながら追っていけばいくらでも妄想できますw
では、私なりの妄想を発表しますw
まず、黄丸に到達するまでのオレンジ線と緑線の動きをご覧頂きたいのですが、このオレンジ線も緑線も途中に陰線を挟むことなく陽線だけで上昇しています。
一気に上昇するということはどんどん買い注文が入ったかと思うのですが、140円のキリ番が目前に迫ったところで買いたいと思いますか?
140円タッチで猛反発するかもしれないということがわかっていれば買いにくいかと思います。
ということで、140円のキリ番が近付けば近付くほど新規の買い注文は入らなくなるでしょう。
となると、上昇の勢いが止まります。
勢いが止まることで「もう伸びないかも?」と考えた買いポジションを持っている人がどんどん決済し、この動きに乗じて新規の売り注文も入ります。(新規の売り注文が先にたくさん入る可能性も当然あります)
この動きによってオレンジ線や緑線の上昇以上に下げたと考えられます。
で、肝心の140円をスンナリ突破した理由ですが、注目すべきはピンク丸の揉み合いです。
黄丸に到達するまではオレンジ線&緑線で一気に上昇したのですが、今回はピンク丸で揉み合っています。
このピンク丸の揉み合い幅は約20pipsですが、この揉み合いの一番下で売ったり、一番上で買ったりしない限り揉み合いを上下どちらか抜けるまではポジションを保持する人が多いと考えられます。(スキャル専門でサクサク決済する人も当然いるでしょうが)
ポジションを保持する人が増えればどんどんポジションが溜まっていきます。
ポジションが溜まった状態でピンク丸の揉み合いを上に抜けたら何が起こりますか?
そうです、売ってた人が損切りするでしょう。(当然、全員が全員すぐに損切りする訳ではないでしょうが)
売ってた人の損切りなので買いです。
これに加えて、ピンク丸の揉み合いを上抜けたことで新規の買い注文も入り、一時的に買いが圧倒的に優勢となり、140円をスンナリ上抜け、更に一気に上昇し140.5円付近まで上昇したと考えらえます。
一気に上昇するところで売りポジションを持っている損切りを躊躇していた人も耐え切れずに切ったでしょう。
これはあくまでも私の妄想ですが、辻褄が合っていると思いませんか?
「いや、無茶な妄想です!」とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、私は上のように考えることで勝てるようになったと思っています。
何の目的意識もなくチャートを眺めていても成長は期待薄ですので、疑問に感じる動きがあればそこを深く掘り下げ、動きの意味を考えるということを習慣付けて頂ければと思います。
色んな動きの意味を自分なりに理解できるようになると楽しいですよ♪