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【FX】トレーダーの心理を考えるための特別な方法とは?

 

以前、永久保存版 【FX】トレーダーの心理を考えるコツを伝授します!という記事を書いたのですが、お陰様でたくさんの方々に読んで頂きました。

 

大変喜ばしいことなのですが、本日改めて読み直してみて思ったのは、ちょっと難しいと言いますか、一度にたくさんのことを考えるのは大変なのでは?と思いました。

 

トレーダーの心理を考えるコツがわかったとしても難しいとか厄介だな~ということで考えることをしなければ力は付きません。

 

これではあまり意味がないので、今回は前回の記事とは違った方法を説明したいと思います。

 

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では、早速ですが、前回の記事では

 

 

・○○になれば売りたい人

 

・△△になれば買いたい人

 

・今、売りポジションを持っていて、□□になれば決済したい人

 

・今、買いポジションを持っていて、××になれば決済したい人
    

 

という4パターンに関して考えてくださいということを書いたのですが、今回は

 

 

・△△になれば買いたい人

 

・今、買いポジションを持っていて、××になれば決済したい人

 

 

の2パターンに関してのみ考えてみてください。

 

つまり、売り勢のことは気にせず、買い勢のことだけ考えてみてください。

 

「でも、実際には売り勢もいる訳なので、この人達を無視したらマズいのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

確かにその通りなのですが、一度にたくさんのパターンに関して考えられないのであれば、省略してでもトレーダーの心理を考えるということを習慣付けることが最優先かと思いますし、2パターンだけでも動きの意味はほぼ説明できます。

 

 

それでは、実際にやってみたいと思うのですが、私が一方的に説明してもあまり頭に入らない可能性がありますので問題形式にしたいと思いますが、

 

・△△になれば買いたい人

 

・今、買いポジションを持っていて、××になれば決済したい人

 

の2パターンについてのみ考えてみてください。

 

 

上はドル円の15分足ですが、スタート地点は赤矢印とします。

 

1、何故赤矢印で買おうと思ったのでしょうか?

 

2、黄矢印のローソク足以降下げていますが、何故買ってた人が決済したのでしょうか?

 

3、何故オレンジ矢印で買おうと思ったのでしょうか?

 

4、ピンク矢印のローソク足以降下げていますが、何故買ってた人が決済したのでしょうか?

 

5、緑丸で値幅のない揉み合いになっていますが、何故こんなことになったのでしょうか?

 

6、水色丸のところで下げていますが、何故買ってた人が決済したのでしょうか?

 

以上6項目に関して考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

それでは私なりの考え方を発表したいと思います。

 

 

1、何故赤矢印で買おうと思ったのでしょうか?

 

赤線の安値を実体で下抜けているので買いにくいかと思うのですが、赤枠で揉み合いになります。

 

この揉み合いを下抜ければ更に下げた可能性もあるのですが、上抜けます。

 

その後赤丸で上ヒゲを連発します。

 

上ヒゲということは、上に行こうとしたけど跳ね返されたということなのですが、この上ヒゲを上抜けたので赤矢印で買ったと考えられます。

 

 

2、黄矢印のローソク足以降下げていますが、何故買ってた人が決済したのでしょうか?

 

下落の起点である黄線を上抜けているので決済する理由はなさそうです。

 

なのに、何故決済したのか?

 

これは赤矢印で買った人の気持ちを考えて頂きたいのですが、赤矢印から黄矢印までの値幅は50pips近くあります。

 

50pips近くもあれば利益を確定させたいと思いませんか?

 

売り勢の気持ちを考える必要はないとなると、十分な利益が出たので決済したとしか考えられません。

 

 

3、何故オレンジ矢印で買おうと思ったのでしょうか?

 

これは今回の問題の中で一番簡単かと思うのですが、一旦押したから買ったと考えるべきでしょう。

 

 

4、ピンク矢印のローソク足以降下げていますが、何故買ってた人が決済したのでしょうか?

 

これはチャートの左側に注目できていれば決して難しい問題ではないのですが、注目できていないと決済の理由がわからなかったかと思います。

 

 

どういうことかと言いますと、黄矢印とピンク矢印を比較するとピンク矢印の方が上にあります。

 

つまり、高値を切り上げています。

 

だとすると、更に上昇した可能性があるので決済する理由がないように思えます。

 

ですが、チャート左のピンク丸の高値を更新するきっかけとなったところにピンク線が引けていればここに到達したことがわかります。

 

ピンク枠のように囲えばピンク線が高値圏のネックラインというこになるのですが、ネックラインは重要なラインです。

 

重要なラインに到達したので決済したと考えれば妥当な決済と言えるかと思いますし、決して不自然なことはないかと思います。

 

 

5、緑丸で値幅のない揉み合いになっていますが、何故こんなことになったのでしょうか?

 

黄矢印とピンク矢印との比較で高値を切り上げているのでオレンジ矢印のところと同様に押し目買いをした人がいるでしょう。

 

ですが、買っても全く伸びないのですぐに決済してしまいます。

 

それでも、再度下げたところからまた買うも伸びないので決済。

 

すると、徐々に買いたい人の気持ちが萎え、新規の買いよりも買ってた人の決済の方が多くなるので、緑丸内をよ~く見ると徐々に下げていってるのがわかるかと思います。

 

6、水色丸のところで下げていますが、何故買ってた人が決済したのでしょうか?

 

これは5、の続きということになるのですが、買っても伸びないので新規の買い注文がほとんど入らなくなり、買ってた人の決済ばかりが出るので一気に下げたと考えれます。

 

 

如何だったでしょうか?

 

4、だけが少々厄介だったかもしれませんが、昨日の記事でネックラインの重要性に気付けて、実際にネックラインに水平線を引くということができていれば買ってた人が決済した理由に気付けたかもしれません。

 

ということで、トレーダーの心理を考えると言っても心理を考えるためにはチャートをしっかり読み取る必要がありますし、環境認識も不可欠です。

 

色んなことを総合的に考えることでトレーダーの心理というものが考えやすくなるのですが、環境認識が不十分だというのであればまだトレーダーの心理を考えるのは早いような気がします。

 

早いなんて言われるとショックかもしれませんが、ご自身の実力を客観的に判断することはとても重要であり、この判断を誤ってトレーダーの心理だけを考えても勝ちトレードには繋がらないかもしれません。

 

そういう意味では今回の記事というのは初心者向けではないのかもしれません。

 

ということで、4、のネックラインに気付けなかったからと言って落ち込む必要はありませんので、環境認識&効果的なところに水平線を引くという訓練に励んで頂ければと思います。

 

それと、上で「2パターンだけでも動きの意味はほぼ説明できます」と書いたのですが、売り勢のことを完全に無視してもそれほど違和感がなかったのではないかと思います。

 

売り買い両方の気持ちを考えるのが大変なのであれば、今回のように買い勢の気持ちだけを考える訓練をし、買い勢の気持ちなんて余裕だぜという状態になれば売り買い両方の気持ちを一度に考えるという方法でも良いかと思います。

 

ただし、これからエントリーしようという時には必ず逆の立場の人の気持ちを最初に考えるようにしてください!

 

今回の方法というのはあくまでも訓練用ということを忘れないでくださいね♪

 

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以上です!