最初にお断りしておきますと、私の勝ちパターンを知るだけでは勝てるようにはなりません。
「だったらこんな記事を書くな!」と怒られそうですが、人気ブログになりたいというのが私の願いなので大衆に迎合するような記事もたまには必要ですw
たまには必要なのですが、私は何度も手法や勝ちパターンを知るだけでは勝てないということを書いています。
手法だけでは勝てない理由についてはこちらの記事をご覧ください。
上で紹介した記事をご一読頂いてから以下をお読み頂ければと思います。
では、私の勝ちパターンを詳しく解説します!
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・私の勝ちパターン1(この記事のアクセス数次第では2も記事にするかも?)
パっとチャートを見た限りでは良い例がなかったので図で説明してみます。
ダブルトップのネックライン(赤線)を下抜けた後に、ネックライン付近まで戻ってきて反発したオレンジ矢印辺りで売るのは教科書通りの売りと言って良いでしょう。
ここで売って黒点線で示したように緑線(上昇の起点)を下抜ければ良いのですが、そうならなかった時にピンク矢印辺りで買うのが私の好きなパターンです。
このパターンは過去にも何度か紹介済なのですが、形だけを覚えてトレードするのはあまりにも危険なのでしっかりと理屈を理解してください!
まず、ピンク矢印で買うための前提条件があります。
それは・・・
・上昇トレンド中であること
・緑線(上昇の起点)で止められたこと
この2点の条件が揃っていないと買ってはいけません。
って、別に買っても良いのですが、思惑の方向に動く可能性は低くなるでしょう。
では、ピンク矢印で買える理屈ですが、オレンジ矢印辺りで売って黒点線で示したような動きになれば短期的な下落の流れが継続することになります。
ですが、黒点線で示したような動きにならずに上昇し始めたら売りポジションを持っている人は何を考え、どう行動してくるでしょうか?
まずは赤丸辺りで売った人の気持ちを考えてみましょう。
売ってすぐに思惑の方向に動いたのでラッキーと思っているでしょう。
最初から利確目標を緑線にしていればここに到達した時点で利確したでしょうが、放置した場合は緑線から上昇してきます。
どんどん上昇してくる間に決済した人もいるでしょうが、更に放置したとします。
若干の含み損となった赤線に到達した時点でヤバいな~と思っているかと思うのですが、赤点線で示したような動きにならずに下げ始めたのでホッと一息でしょう。
で、再度緑線に到達するのですが、黒点線で示したような動きになればポジションを保持するかと思うのですが、そうならずに上げ始めると前回の悪夢が蘇って決済しようと思いませんか?
ここで決済せずに放置したらまた含み損になるかもしれないので。
赤丸よりも上で売れた人は赤丸で売った人よりも余裕はあるでしょうが、それでも黒点線で示したような動きにならなかったことで短期的な下落の流れは終了したと考え決済してくる人もいるでしょう。
更にはオレンジ矢印という教科書通りの売りをした人も、黒点線で示したような動きにならなければ決済しようと考える人がいるでしょう。
以上は売ってる人の気持ちだけを考えてみたのですが、これから買いたいと考えているは何を考えているでしょうか?
買いたい人からするとネックラインを下抜けたことですぐには買えなくなっちゃったな~と考えているかと思うのですが、上昇の起点である緑線に到達したことでここから買ってくる人もいるでしょう。
少なくとも緑丸辺りで売るという選択肢はないので買うのもアリかもしれませんが、緑丸辺りで買うということはカウンターの買いということになります。
カウンターの買いが必ずしもダメという訳ではないのですが、緑丸辺りで買ったとしても、ほんの少しだけ上昇してその後激しく下げるという可能性もあります。
何故かと言えば、短期的には下落の勢いが強いからです。
カウンターで買って逆行すればすぐに切るということができるのであれば問題はないかと思うのですが、できないのであればたった1回のトレードで資金を大きく減らすなんてことになりかねません。
ですので、緑丸で買うではなく、もう1回緑線に到達して上昇し始めた、つまり2回試して緑線を下抜けなかったということを確認してからピンク矢印辺りで入る方が事故は少ないかと思います。
以上、売りと買い両方の気持ちを考えてみたのですが、売りポジションを持っている人はピンク矢印辺りが決済ポイントであり、買いたい人からするとピンク矢印辺りが新規の買いポイントとなり、売ってる人の決済=買いと、新規の買いのダブルパワーで上昇しやすいという理屈になります。
ですが、ピンク矢印辺りで買えば必ず伸びるという訳ではなく、赤線のネックライン辺りから下げてオレンジ点線で示したような動きになることも当然ありますし、赤線と緑線の間を行ったり来たりという動きになることもありますので注意が必要です。
以上が私の勝ちパターン1なのですが、一つの勝ちパターンだけでもこれくらいのことを考えた上で出来上がったものです。
勝てる手法とか勝ちパターンというものだけを公開している方がたくさんいらっしゃるのですが、しっかりと理屈を説明しないと形だけでトレードする人が多くなり危険なのにな~と常々思っています。
形と言えばチャートパターンなのですが、チャートパターンも形だけでトレードすると危険ですよということをこちらの記事で書いておりますので是非お読みください。
形を覚えてそれだけで勝てるのであれば今頃億万長者がウヨウヨしてますよw
ここで、形を覚えるだけではダメという例を一つあげておきます。
赤線で示したダブルトップのネックラインを下抜けた後、オレンジ丸を起点にネックライン付近まで上昇しました。
上昇後に再度下げて上昇し始めた黄丸辺りで形だけを覚えていれば買おうと思えば買えるのですが、黄矢印辺りで買うということは今回の私の勝ちパターン1の前提条件である
・上昇の起点で止められたこと
を満たしていません。
ピンク線が上昇の起点なのですが、オレンジ丸ではここに届いていませんし、オレンジ丸と黄丸を見ると安値を切り上げています。
安値を切り上げたから買いたいという気持ちは理解できるのですが、見方を変えるとネックラインから黄丸までの間にあまり売り注文が入っていないことを意味します。
あまり売り注文が入っていないから売っている人の決済注文が出にくくなり、黄矢印辺りで買ってもネックラインを大きく上抜けるような動きになりませんでした。
緑丸のところでネックラインを瞬間的に上抜けてはいるのですが、この程度では明確に抜けたとは言えません。
買いポジションを持っている人の願いはネックラインを大きく上抜けてダブルトップの上限をも抜いて欲しかったかと思うのですが、こうならなかったことで買ってる人がどんどん決済し、ネックライン付近から売りたい人も売ってくることで緑丸の後に大きく下げたと考えられます。
このように条件を満たしていないと失敗することは多々ありますし、上で説明した勝ちパターン1が何故効果的なのかということを理解していないと形だけでトレードしてしまい、上手くいかないこともあるかと思います。
本当は一度に3つくらい勝ちパターンを紹介しようと考えていたのですが、1つだけでも文字数が多くなりましたし、理屈を理解していない状態でトレードされるのは危険です。
そんな危険なものを一度に3つも紹介するのは更に危険なので一つだけにしておきました。
繰り返しになりますが、形だけを覚えてトレードするなんてことはないようにして頂きたいと思いますし、
・上昇トレンド中であること
・緑線(上昇の起点)で止められたこと
2つの前提条件が揃っていないと負けまくる可能性もあるということをしっかりご理解ください!
最後に、本当は勝ちパターンとか手法というものはご自身で作るべきものだと思います。
とは言え、無の状態からは何も作れないかと思いますので、今回の記事やこちらの記事を参考にしてください。
誰かが作ったものよりもご自身で作られたものの方が即戦力となりますので!
以上です!