FXの世界においては拠点を日本国内に置く国内口座と、拠点を海外に置く海外口座があります。
先日の記事でかつての私は国内口座のみでトレードしていたということを書いたのですが、その後は海外口座のみでトレードしています。
この理由を今から述べたいと思うのですが、「海外口座の方が優れているので皆さん海外口座でトレードしましょう!」なんてことを申し上げる気は全くありません。
国内・海外口座にはそれぞれメリット・デメリットがあるのですが、そのメリット・デメリットも人によって感じ方が違うこともあるでしょうし、トレードスタイルによって考え方が変わるということもあるでしょう。
ですので、ご自身のトレードスタイル等を考えながらお読み頂ければ幸いです。
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では、私が海外口座でしかトレードしない理由の1点目ですが、
・MT4で直接トレードできる!
ということです。
国内の各会社にはそれぞれ独自のチャートが準備されているのですが、正直なところMT4を超えるものは存在しないかと思います。
私が国内口座でトレードしている時は、その会社のチャートは使わず、取引ツールだけ使ってチャートはMT4を使っていました。
国内口座の取引ツールは優秀なものが多く、使い勝手も良いのですが、MT4を見ながら国内の取引ツールを使うとなるとどこでエントリーしたのかがわからなくなる時があります。
これがMT4で直接トレードするとなるとエントリー位置に緑の点線が入るので一目瞭然です。
また、MT4では色んなインジケーターを使うことができ、カスタマイズも自分の好み通りに自由にできます。
上は私が実際に使っているチャート画面ですが、左上の赤丸の部分がエントリーした際に自動で利確&損切りポイントを設定してくれる優秀なインジケーターです。
MT4でネックなのがエントリーと同時に損切りポイントを設定できないことだったのですが、このインジケーターがあればエントリーした瞬間に激しく逆行しても大きく負けることはありません。
有料であれば同じような機能のインジケーターは複数あるのですが、私が使っているのは無料です。
詳しくはこちら記事でご確認ください。
以上が1つ目の理由です。
で、2つ目は・・・
・少ない資金でトレードが可能!
ということです。
これは先日の記事でも書いたことなのですが、私が海外口座でトレードするきっかけとなったのは資金が少なかったからです。
日本国内ではレバレッジは25倍で固定なのですが、海外であれば400倍なんてザラにあります。
国内だと10万円入金しても大したロットでトレードはできないのですが、海外であれば10万円もあればかなりのロットでトレードが可能です。
ただし、ロットを上げれば勝つ時は大きいですが、負ける時も大きいので、勝つだけの力がないのにロットを上げるのはやめておいた方が良いでしょう。
ちなみに、2つ目の理由は今となっては直接的には関係ないのですが、間接的に3つ目の理由と関係があります。
その3つ目ですが、
・大きく負ける可能性が国内口座よりも低いから!
ということです。
と言っても何のことかわからないでしょうから説明します。
しっかりと損切りができれば国内とか海外なんてことは関係ないのですが、何らかの都合で損切りの設定を忘れたとか、スイスフランショックの時のように一瞬で大きく値段が飛んだ時に国内と海外口座では大きな差が出る可能性があります。
何故かと言えば、国内口座では上でも書いたようにレバレッジが25倍で固定です。
ということは、ある程度の額を入金しないとまともなトレードはできません。
9月19日現在だと国内口座の場合は、10ロット(10万通貨)のトレードをするのにドル円で最低で約55万円必要です。
これが海外口座だと1/5程度の資金でも10万通貨でのトレードが可能です。
このような状態の時に、何らかの大きな出来事があって一瞬で数百pipsも値段が飛んだらどうなるでしょうか?
海外口座であればどれだけ負けても約55万円の1/5=約10.5万円の負けで済みますが、国内口座だと最悪の場合は約55万円を失うことになります。
ドル円でこんなことはないかもしれませんが、100%ないとは言い切れません。
だからこそ、資金管理というよりも危機管理という意味で私は海外口座でしかトレードしていません。
以上をお読みになり、「じゃあ私も海外口座でトレードしてみよう!」と思われた方に向けて注意事項を書いておきます。
上で紹介した3項目は海外口座のメリットと言えるかと思うのですが、当然デメリットもあります。
その1つ目は、
スプレッドが国内口座よりも高いということです。
国内口座であればドル円のスプレッドは0.2銭なんてところがありますが、海外口座だと1.5銭くらいが普通です。
ということは、スキャルピング専門の方にはあまり向かないかもしれません。
1日に何十回も何百回もトレードするのに、高スプレッドだとスプレッド貧乏になりかねません。
今の私は月に数回程度しかトレードしないのでスプレッドが気になることはないのですが、スキャル専門の方であれば死活問題になりかねません。
ですので、スキャルからデイトレードへの移行を考えているという方でなければあまりオススメはしません。
次に2つ目は、
急になくなってしまう会社がある!
ということです。
数ヶ月?半年?くらい前にGEMFOREXというかなり有名な会社が逝ってしまったのですが、こういうことが他の会社でも起こる可能性があります。(私もGEMさんの口座を持っていましたが全額出金済だったので被害はありませんでした)
国内の会社だから必ずしも安全とは言い切れないのですが、海外の会社の方が危険なのは間違いないでしょう。
先日の記事で私のサブ口座の資金をすべて出金依頼したということを書いたのですが、この理由というのは今年に入ってから出金遅延が続いています。
先週出金依頼した分は当然の如くまだ入金されておらず、遅れていることに関して何の連絡もありません。
こちらから連絡すれば「出金依頼が殺到していまして・・・」なんていう回答があるのですが、殺到しても処理に何日もかかるとは到底思えないので相当経営状態が厳しいと個人的には判断しています。
というようなことがあるので、海外口座でトレードするにしても会社の選定というのはかなり重要です。
私が口座を開設してからトラブルもなく、サポートの対応が早く、入出金の早さが断トツなのは私のメイン口座であるXMさんくらいで、他はあまりオススメしません。
XMさんは日本で最も有名かつ口座開設数が多いかと思うのですが、多いということはトレード回数も必然的に多くなり、それに見合った十分な利益もあるのでしょう。
十分な利益があるからサポート体制に力を入れられますし、入出金に対応できるスタッフの数も多いのでしょう。
潤沢な資金があり、スキャル専門ということであれば国内口座一択かと思うのですが、そうでないのであれば海外口座というものを一度考えてみても良いかと思います。
と言いましても、勝つだけの力がない方がいきなり海外口座でトレードしても大切な資金を失うだけですので、当ブログの記事をお読み頂き、勝てるだけの力を身に付けることを優先させてくださいね♪
そんなに慌てなくてもトレードはいつでもできますから。
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