今回は、FXはチャート以外でも訓練ができるということに関して書いてみたいと思いますので、当然ながら実際のチャート画像は一切出てきません。
チャート画像を使って説明した方がウケが良いのはわかっているのですが、チャートを使わずとも訓練ができるということを知って頂き、今後のFXに活用して頂ければと思います。
というのは建前ですw
「？？？？？」
こんな感じで？マークが並ぶかと思うのですが、説明をする前にまずはこちらのニュース記事をお読みください。
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と言いましても、FXとは何の関係もないニュース記事を読まれる方は少ないかと思いますので、私の方で簡単に要約したいと思います。
・秋田県美郷町にある畳店の作業小屋に3頭のツキノワグマが侵入
・24時間ほど立てこもった末に捕獲、駆除される
・駆除を担当した美郷町役場に苦情が殺到
・苦情の大半は県外から
となります。
上記内容をお読みになり、どのように思われましたか？
「ヒグマほど危険ではないツキノワグマを駆除するのは可哀そうだ！」と思われる方もいらっしゃるでしょうし、「駆除は当然」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
更には、苦情の大半は県外からとのことなので、「あなたの家の近くに熊が出没したら同じことが言えますか？」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
色んな考え方があって当然ですし、私の口から「これが正解です！」などと申し上げる気はサラサラないのですが、私が一番気になったのは苦情の大半が県外からだということです。
県外＝対岸の火事的な発想のように感じられるのですが、自らの身に危険はないので駆除されたということだけにフォーカスすることができます。
つまり、頭の中は「駆除されて可哀そう」「駆除されて可哀そう」で支配されているのでしょう。
このことをFXに当て嵌めてみると・・・
ここでやっとFXが登場ですw
今から買おうと考えている時に買うことしか考えていないのと同じかと思います。
当ブログでは何度も買いたいと思った時は最初に逆の立場である売りたい人の気持ちを考えましょうということを書いてきています。
これが徹底できれば大幅に負けトレードの数は減るかと思うのですが、私がどれだけ力説しても逆の立場の人のことを考えている人は少ないのではないかと思います。
何故このように思うかと言えば、もし最初に逆の立場の人のことを考えることができれば三角持ち合いのどんどん値幅がなくなってきているところなんてトレードしようとは思わない筈だからです。
別の例だと、どんどん上昇している時に高いところで買っちゃう場合に、ほんの少しでも売りたい人の気持ちを考えれば、上に行けば行くほど売りたい人が売ろうと考えているポイントに近付く訳です。
それなのに高いところで買っちゃうというのは逆の立場の人の気持ちを考えられていない証拠かと思います。
では、何故エントリー前に逆の立場の人の気持ちを考えられないのでしょうか？
これには色んな理由があるかと思うのですが、逆の立場の人の気持ちを考えるなんていう発想がないというのが大きな理由でしょうし、発想があったとしても訓練していないからできないという理由も大きいかと思います。
訓練しなければ、買いたいと考えている時に売りの立場で考えるなんてことは難しいでしょうし、多少訓練したとしても時間が経てば忘れてしまうかもしれません。
最初に逆の立場で考えるということを体に覚え込ますことができれば後は心配ないのですが、ここまでのことをされる方は極めて少ないでしょう。
ですが、少ないからこそチャンスなのであり、FX歴が長い人を追い抜くことも十分可能かと思います。
で、肝心のチャート以外で訓練する方法ですが、察しの良い方であれば何故私がニュース記事を最初に紹介したのかをご理解頂いているかもしれません。
わざわざニュース記事を紹介しなくても訓練方法は十分説明できるのですが、ニュース記事を紹介することで対岸の火事的な発想で物事を判断している人がいるんだな～と気付かれたかと思います。
この対岸の火事的な発想をお持ちの方と、買いたいと思った時には買うことしか考えないというご自身を照し合せて頂きたかったから敢えて最初にニュース記事を紹介したんです。
「私は対岸の火事的な発想ではないぞ！」と怒られるかもしれませんが、FXに関して言えばどうでしょうか？
逆の立場で考えるということだけではなく、色んな角度・視点からチャートを見ることができていますか？
この質問に自信を持って「はい！」と答えられる方は少ないでしょうし、「はい！」と答えられる方には当ブログは全く必要ないかと思います。
さて、無理矢理文字数を増やしましたが、訓練方法と言っても特別なことをする訳ではありません。
例えば、気になったニュース記事を色んな角度・視点から考えるということを日々行ったり、会社の上司に何か仕事を頼まれた時に上司の気持ちになってあなたに仕事を頼んだ理由を考える等、日常のあらゆる出来事に対して逆の立場であったり、色んな角度・視点から考えるという訓練をして頂ければと思います。
こんな面倒なことをしなくてもFXにおいて最初に逆の立場で考えるということができるのであれば上で書いた訓練は必要ないのですが、できないのであれば日常生活から変えていくということも必要かと思います。
FXというのは上か下、買うか売るかの極めて単純な世界であり、私がボロ負けしている競馬と比べたらあまりも簡単です。（注：「簡単」と言っているだけであり、楽して勝てると言っている訳ではありませんのでご注意ください）
それなのに、勝者2割・敗者8割という状況が延々と続いているのは逆の立場で考えることができないということが大きな理由かと思います。
色々と説明してきましたが、上で書いた訓練をされる方は恐らく当記事を読まれた中の1人か2人くらいかと思います。
それはそれで構わないのですが、最初に逆の立場で考えることで大幅に負けトレードを減らすことが可能だということはしっかりご理解頂ければと思います。
当記事の最初の方に「建前」と書いたのですが、チャートを使わずとも訓練ができると書いても恐らく私が書いた通りに訓練される方はほとんどいらっしゃらないであろうことを想定してこの記事を書いています。
だから「建前」なんです。
「建前」ではなく「本音」は、買いたいと考えた時に買うことしか考えていない人が多いですよ～ということを伝えたかったですし、逆の立場で考えることができれば一気に視野が広がりますよ～ということを伝えたかった訳です。
こんな回りくどいことをしなくても良いのかもしれませんが、「逆の立場で考えましょう！」とどれだけ力説しても「ふ～ん」で終わってしまうかもしれませんし、ニュース記事を出すことで少しでも興味を持って頂ければと思い、思いっきり回りくどいことをしてみましたw
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