＊いつ書いたのかさえ覚えていない記事が「下書き」に残っていたので、一切加筆修正せずにそのまま公開します！
当ブログでは過去にトレードプランを考える練習問題を出題したことがあるのですが、トレードプランをどのように考えるのかについて詳しく説明したことはなかったかと思います。
記憶力が皆無に等しいので多分w
トレードプランの考え方をわざわざ説明する必要はないのかもしれませんが、知っているのと知らないのとでは将来的に大きな差になるかもしれませんので、私なりの方法を説明したいと思います。
ただし・・・
トレードプランを考えるのは環境認識をしてからのことなので、環境認識ができない方にとって今回の記事は無意味かもしれないということを最初にお断りしておきます。
では、早速ですが以下のチャートをご覧ください。
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ドル円の15分足ですが、簡単に環境認識をすると、現在は緑線で示した大きな波のほぼ中間地点付近です。
赤丸から一気に下げたのでここに赤線を引き、黄丸を起点に一気に上昇したのでここに黄線を引くと、現在値は赤線と黄線のほぼ中間地点です。
大きな波で見てもほぼ中間地点であり、2本の水平線を見てもほぼ中間地点です。
この段階でトレードする気力はゼロなのですが、無理矢理トレードプランを考えるとするとどうなるでしょうか？
と言いましても、ある程度説明してからの方が考えやすいかと思いますので簡単に説明しておきます。
トレードプランを考えるコツは・・・
引いた水平線で反発するか、抜けてくるか、水平線付近で揉み合うかの3種類しかなく、揉み合ってもいずれ反発するか抜けてくるので、反発するか抜けてくるかということを考えれば良いでしょう。
少々説明が長くなりましたが、揉み合うパターンを考慮しなければ水平線で反発するか、それともこの水平線を抜けてくるかの2択です。
この2択に関して水平線との値幅等を考えながらトレードプランを考えていきます。
具体的には・・・
まず、現在値から一番近い水平線はピンク線です。
ここに水平線を引いた理由は上昇の起点だからなのですが、今すぐに売るというプランはあるでしょうか？
今すぐに売っても利確目標であるピンク線までの値幅は10pipsもありませんし、今売るということは下げている途中で売るということになります。
逆行すればすぐに切るということができるのであれば売ることを100％否定したりはしませんが、上手なトレードとは言えないでしょう。
逆に、今すぐに買うというプランはあるでしょうか？
下げている途中で売るということがダメなのであれば買うという方法もあるでしょうが、今すぐに買ってどんどん上昇したとしてもマグレとしか言いようがありません。
下げている途中で買うよりも安値を切り上げてから、つまり、2回下を試してからの方が良いかと思いますので、結論としては今すぐに売り買いするというプランは考えなくても良いかと思います。
考えなくても良いことをわざわざ説明する必要はないのかもしれませんが、チャートを見たらすぐにエントリーしちゃうという方が少なくないかと思いますし、ポイントまで引き付けた方が勝率が高くなり、狙える値幅も大きくなるかと思います。
勝率が高くなり、狙える値幅も大きくなるということを理解し、トレードプランの重要性に気付いて頂くためにわざわざ説明しましたw
やっとトレードプランについて考えてみたいのですが、まずはピンク線で反発するようであればオレンジ線か黄線まで狙って買うというプランが考えられます。
オレンジ線を引いた理由はオレンジ丸辺りで何度も止められているからなのですが、ピンク線からオレンジ線までの値幅は約30pipsです。
損切りはピンク線の少し下になるので損切り幅は10pips以内でしょう。
であれば、リスクリワード的にも問題ないかと思います。
逆にピンク線を下抜けた場合ですが、利確目標である赤線までの値幅は約35pipsありますし、ピンク線から赤線の間に目立った壁がないのでスンナリ下げるかもしれません。
とは言え、ピンク線を下抜けたからと言ってすぐに売るのではなく、下抜けた後にピンク線付近まで戻ってきたところで売った方が良いでしょう。
下抜けた瞬間に売るとダマシの可能性がありますからね♪
このような感じで他の水平線に関しても考えてみたいと言いたいところですが、上の説明だけで十分かと思います。
注意点としては、利確目標までの値幅と損切り幅を考慮し、できれば1：2以上が望ましく、例えばピンク線からオレンジ線までの値幅が10pipsもないのであれば損切り幅の方が大きくなる可能性があるので、このようなプランは考える必要はないでしょう。
トレードプランを考える段階で「1：2以上」「1：2以上」と念仏のように唱えれば、ある程度以上の値幅が狙えるトレードばかりすることとなり、それほど勝率を気にしなくてもプラス収支に持っていくことはそれほど難しいことではないかと思います。
逆に、損切り幅の方が大きいようなトレードプランばかり考え、そのプラン通りトレードすれば、トレードすればするほど損失が膨らむということになりかねません。
このようなことを避けるために、事前に1：2以上となるようなトレードプランを考えておくということが大切です。
絶対に1：2以上でなければならないという決まりがある訳ではないのですが、たとえ少しでも良いので利確目標までの値幅の方が大きいところでトレードすべきかと思います。
もっと文字数を増やしたいのですが、環境認識がしっかりできていれば重要なラインの存在に気付けている筈ですので、トレードプランを考えるということを意識しなくても思い浮かぶようになるかと思います。
また、環境認識とトレードプランはセットですので、トレードプランだけを考える訓練をするのではなく、セットでやった方が効果的かと思います。
トレードプランだけを考える訓練をしても環境認識ができていなければ流れに逆らうプランばかり考えちゃうかもしれませんからね。
環境認識もトレードプランも上達するためには数をこなすしかありませんので、普段トレードしている通貨ペアだけでなく、普段一切チャートを見ないような通貨ペアも含めて訓練しまくってください！
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