FXにおいて勝てるところだけでトレードすれば負けることはないかと思うのですが、相場に絶対はないので、厳密に言えば勝てる可能性が高いところとなります。
ここで皆さんに、
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勝てる可能性が高いところのみでトレードしていますか？
ということをお伺いしたいです。
この質問に自信をもって「はい！」と答えられる方はすでに勝ち組の仲間入りをされているでしょうから、当記事をお読み頂く必要は全くありません。
と言いますか、このような方がわざわざ私のブログにお越し頂くことはないでしょう。
ということで、自信をもって「はい！」と答えられる方は少ないという前提で話を進めさせて頂きます。
では、別の質問ですが、
勝てる可能性が高いところがどこかわかりますか？
この質問に対して予想される一番多い回答は、
それがわからないから苦労しているんだ！
かと思うのですが、ピンポイントで「ここなら勝てる！」というところがわかれば鬼に金棒でしょう。
勝てる可能性が高いところをチャートを眺めていて簡単に見付けることができるのであれば誰も苦労しないかと思うのですが、考え方を180度変えれば見えてくることがあるかもしれません。
どういうことかと言いますと、以前、
【FX】どうすれば勝てるのかではなく何故負けるのかを考えた方が近道ですよ！
という記事を書いたのですが、この記事はできれば全読者さんにお読み頂きたいと考えています。
この記事で書いたことと同じ発想で、
「勝てるところだけでトレードするという考え方」を、「負けるところではトレードしないという考え方」に置き換えれば何か見えてくることはないですか？
過去の負けトレード記録をしっかり見直し、今まで負けていたのと同じようなところでトレードしなければ勝てる可能性が高いところしか残らないのではないでしょうか？
そんなに上手くはいかないかもしれませんが、少なくとも負けトレードは減る筈です。
今まで負けたことがないようなところで負けたとすれば、そこも新たにトレードしないところに加えれば益々負けトレードは減る筈です。
ただし、トレード回数は減るでしょうが・・・
トレード回数が減ることに対して物足りなさを感じる方は多いかもしれませんが、まずは負けにくくなったと実感することが大切であり、このような状態になってから今まで負けていたトレードを勝ちトレードに変えることができないかということを考える訳です。
どう考えても勝ちトレードに変えることができないのであれば、それこそが真のトレードしないところという訳です。
どう足掻いても勝てないのであればそういうところでトレードして勝っても偶然ですし、負けても偶然です。
偶然ではなく、極めて必然に近い状態にまでもっていくことが重要です。
今回も負けトレード記録というものが登場した訳ですが、どういうところで負けているのかすら理解してないと対策の立てようがありません。
例えば、赤丸内のようなところで負けていることが多いのであれば高値圏のネックラインを下抜けるまでは何もしないとか、2ヵ所の黄線で示した大きく下げた後の揉み合いでは何もしないということを守るだけでも大幅に負けトレードは減る筈です。
この記事を書いている今もオレンジ線で示した下落後の揉み合い状態で何もすることがないから私はこの記事を書いている訳ですw
何もせずに負けにくくなったと実感できた後に、例えば黄丸の揉み合いの値幅が○○pips以上あって流れに乗る時だけ揉み合いの上限辺りから売るというような条件を加えることで大幅に減ったトレード回数を増やすことができます。
上はあくまでも一例ですが、もっと別のパターンで負けることが多いのであれば、まずは同じようなところでトレードしないということを徹底して負けにくくなったと実感し、その後に売って負けていたのであれば買えば勝てるといいうような仮説を立てて過去チャートを確認したり、条件を加えることで勝ちトレードに変えることはできないかというようなことをどんどん考えていく訳です。
このような作業を続ければ勝てる可能性が高いところしか残らないと思います。
今回の記事タイトルは「負けるところではトレードしないという考え方」にしようかと思ったのですが、「負ける」という負のワードを入れるよりも「勝てる」という正と言いますかポジティブなワードを入れた方がアクセス数が増えると思いました。
ですが、「負けるところではトレードしないという考え方」の方を重要視してください。
【FX】どうすれば勝てるのかではなく何故負けるのかを考えた方が近道ですよ！
この記事と内容がかなり被っているのですが、既存のFX界の常識みたいなものを盲目的に信じるのではなく、見方や考え方を大きく変えることで見えてくることがありますよということに気付いて頂きたかったので敢えて書いてみました。
