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【FX】2分3秒で約100pips獲れた勝ちトレード解説!

 

かなり久々に勝ちトレード解説をしたいと思います。

 

と言っても、個人的には勝ちトレードにはあまり興味がないですし、「〇万円勝った!」というようなX(旧Twitter)の投稿は最も興味がないと言っても過言ではありません。

 

勝ちトレードでも何をどう考えてトレードしたのかを解説されているのであれば興味があるのですが、結果だけを見せられても「良かったですね~」くらいの感想しかないからです。

 

逆に、負けトレードに関しては色んな学びや気付きがあるので大変興味があるのですが、自らの負けトレードを公開されている方は少ないですし、何故負けたのかを自分なりに考えた結果を公開されている方は皆無に等しいかと思います。

 

負けトレードに関して語ると長くなるのでこれくらいにしておきますが、勝ちトレードよりも負けトレードから学んだり気付いたりすることが多いということ強調しておきます。

 

 

ということで、あまり学びも気付きもないであろう私の勝ちトレードの解説をしたいと思います。

 

ちなみに、私のメイン口座でのトレード履歴は過去に公開しないと公言しているのですが、今回のトレードはメイン口座の中にサブ口座を作っており、そこでのトレードとなります。

 

 

私のメイン口座です♪

 

 

トレード履歴を公開しないと「捏造だ~!」とか言われると嫌なので公開しておきます。

 

 

ドル円、146.468円で買い、147.453円で決済しました。

 

この間、2分3秒でした。

 

では、解説をしていきたいと思います。

 



上はドル円の1分足ですが、赤矢印(146.468円)で買って、黄矢印(147.453円)で決済したのですが、パッと見た感じ随分高いところで買っていると思われるでしょう。

 

常々、「買うのであればなるべく低いところから!」と書いているのですが、今回のトレードはなるべく低いところから買うということができていません。

 

「言ってることと、やってることが違うやんっ!」というお叱りを受けそうですが、今回のトレードは高いところで買える例外であり、下の方から買えない事情がありました。

 

その事情ですが・・・

 

本日(8月7日)の午前10時30分から内田日銀副総裁の発言があることは朝一に確認済みだったのですが、「そんなに動かないだろう」と思ってチャートを見ていませんでした。。。

 

で、10時40分頃にチャートを見た時にはもうかなり上昇した後だったのですが、それでもまだ買えない理由がありました。

 

この理由は1分足ではわからないので15分足を見てみましょう。

 

 

エントリーしたのは赤矢印辺りなのですが、気になるのが下落の起点となった2ヵ所の赤丸です。

 

ここに赤の水平線を引けばわかりやすいかと思うのですが、内田日銀副総裁の発言で上昇した際に買いポジションを持っている人の利確目標は赤線だったかと思います。

 

その前に緑線辺りも意識されるでしょうが、一瞬でブチ抜いてしまいました。

 

この赤線に到達した際に買ってた人が一斉に決済し、これに加えて新規の売り注文が大量に入れば黄線で示したように急落する可能性があります。

 

何故急落かと言えば、一気に上昇するということは下落する際に壁がなくフリーな状態だからです。

 

急落する可能性があったので赤線に到達するかどうか辺りで買うことができなかった訳です。

 

ここからが今回のトレードのメインとなる部分なのですが、また1分足に戻ります。

 

 

もし15分足で引いた赤の水平線が強く意識され、この赤線タッチ、もしくはほんの少し赤線を上抜けた辺りから買ってた人が一斉に決済したり、新規の売り注文が大量に入ればオレンジ線で示したようにある程度の勢いで下げる筈なんです。

 

でも、実際にはほとんど下げることはありませんでした。

 

それは何故か?

 

赤線辺りで決済した人もいるでしょうし、赤線辺りから売った人もいるかと思うのですが、それに負けないだけの新規の買い注文も入ったことを意味します。

 

この赤線付近で「売りだ~!「買いだ~!」と軽く喧嘩した後に買いの勢いが勝てばどうなるでしょうか?

 

赤線から上に行けば行くほど赤線よりも下で売っている人は含み損が膨らむことになります。

 

10pips程度の含み損であれば耐える人も多いでしょうが、20・30pipsとなるとどんどん損切りしてくるでしょう。

 

そして、この損切りの勢いに乗じて新規の買い注文が入れば、売ってた人の損切り+新規の買い注文というダブルパワーで一気に上昇することになります。

 

実際のチャートをご覧になると、赤線を上抜けた直後は緩やかな上昇ですが、その後一気に上昇しているのがわかるかと思います。

 

この一気の上昇時に上で説明したようなことが起こったと考えられるのですが、今回のトレードというのはこの一気の上昇に乗るためのトレードでした。

 

ですが、実際にはちょっと入るのが早く、まだ売り勢が完全に諦めたとは言えない状況で入っているので、エントリー後に逆行した可能性も十分あります。

 

決済に関してはリミットを100pipsにしていたのでもう少し待っても良かったのですが、一気に上昇した後は買い勢が一斉に決済してくる可能性があるのでほんの少し100pipsには届きませんでしたが手動で決済しました。

 

 

以上ですが、如何だったでしょうか?

 

私のトレードにテクニカル系のインジケーターは一切登場しないのですが、こういったものを使わなくてもトレーダーの心理というものを考えれば何の問題もなくトレードをすることが可能ですし、インジケーターが発するサインよりも早く判断して動くことが可能です。

 

トレーダーの心理と言っても何か特別なことをする訳ではなく、上で説明したようなことを常日頃から考える訓練を続ければ身に付く技量ですので、「ここで決済してくる人がいるかな~?」とか、「ここを抜ければ損切りで一気に走るかも?」なんてことを考えるようにして頂ければと思います。

 

一朝一夕で身に付くものではないのですが、一度身に付けてしまえば一生ものの貴重な財産になるかと思います!