【FX】専業トレーダーのメモ帳

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FXは予習よりも復習の方が大切です!

 

FXにおける予習とはトレード前にテクニカル分析を用いた環境認識をすることやトレードプランを考えることかと思います。

 

特にテクニカル分析が好きな方は多いかと思うのですが、好きだからこそ環境認識に力を入れている方も多いでしょう。

 

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一方、FXにおける復習とはトレードの見直しや今週1週間の振り返り等かと思うのですが、トレードの見直しというのは負けトレードの見直しと言っても過言ではないかと思います。

 

FXに限らず学校の勉強でも予習はやるけど復習はやらないという方が一定数いらっしゃるかと思いますが、このように書いている私は復習どころか予習すらやらない落ちこぼれでしたw

 

学校だと予習することで授業の理解度が深まるという効果があるかと思うのですが、理解度が深まったとしてもそれを頭の中にしっかり定着させる必要があります。

 

この定着させる作業が復習なのですが、FXにおいて復習をやらないと何が起こるでしょうか?

 

負けトレードを放置したままだとどうなりますか?

 

同じような負けトレードを延々と続けることになります!

 

FX歴が長くても同じような負けトレードを繰り返すということは昨日・今日FXを始めた人と結果だけを見れば何も変わりません。

 

このような状態は大変悔しいかと思うのですが、それでも負けトレードを放置し続ける人が多いようです。

 

何故放置してしまうのかという大きな問題があるのですが、これはプロスペクト理論の記事で書いた負けを確定させたくないという気持ちが負けを認めたくないとか、負けに対して目を瞑るという行為になっているのではと推測されます。

 

このようになってしまう気持ちは私も同じだったので十分理解できるのですが、負けトレードを放置している限り安定的な勝ちというのは訪れないでしょう。

 

FX歴が浅い人がFX歴が長い人を一瞬で追い抜いてしまうのは負けトレードに向き合うかどうかだけの差と言えば語弊があるかもしれませんが、強ち間違っていないと思います。

 

では、負けトレードを放置していたら同じような負けトレードを繰り返してしまう要因とは何でしょうか?

 

それは、こういうところでトレードすると負けやすいということは何となくわかっていても何となくではダメなんです。

 

文字だけでは伝わりにくいかと思いますので実際のチャートを使って説明したいと思います。

 

 

画像中央の黄矢印で売ったのですが、上手く伸びてくれずに黄×辺りで損切りになりましたという負けトレードを例にしてみます。

 

まず、エントリーの根拠は上昇の起点となった赤線を下抜けたからなのですが、このトレードの何が問題なのでしょうか?

 

問題点をしっかり理解しないと同じような負けトレードを続けることになるので考えてみてください。

 

水平線を下抜けた瞬間にエントリーするのは必ずしも問題があるとは言えないのですが、どういう状況で抜けたのかというのは大きな問題です。

 

今回の場合だとエントリーしたポイントというのはオレンジ線で示したようなかなり売られた後で値幅は約50pipsもあります。

 

つまり、赤線を下抜けたという事実はあるものの、下げている途中に売っていることになり戻りを待てていません。

 

負けトレードを見直して上で書いたことに気付き、下げている途中に売ったらダメ、売るのは戻ってからということを頭の中に強くインプットできれば同じような負けトレードは徐々に減っていくでしょう。

 

一方で、赤線を下抜けた瞬間に売ったら負けることが多いな~くらいのことを気付くだけでも負けトレードは減るかもしれませんが、何故の部分を理解しているのと比較すれば差が出てくるでしょう。

 


今回の負けトレードにはもう1つ問題点があるのですが、敢えて説明はしません。

 

ピンク線が意味することを考えてみてください。

 

 

予習よりも復習の方が大切ということを徐々に理解して頂いていると願いたいのですが、負けた理由を理解した後にやるべきことは何でしょうか?

 

負けた理由を理解しても同じような負けトレードを続ければ理解していない人と結果だけを見れば同じなので、同じようなところでエントリーしないという訓練が必要です。

 

「今ここでエントリーしようと思ったけど、○○の理由で過去に負けたことがあるからエントリーしない!」という物凄く地味な訓練です。

 

この地味な訓練を続ければ負けトレードが減ってきたな~と実感できるでしょう。

 

ここまでできた後に、負けトレードを勝ちトレードに変えることができないかということを考える訳です。

 

売って負けたのであれば買えば勝てるというのが単純な発想ですが、買って勝てる場合もあれば売っても買ってもどちらも伸びないということもあるでしょう。

 

ですので、過去チャートで同じような場面を見付けて検証と言いますか確認作業をする必要があります。

 

同じようなところでエントリーしないという訓練をすっ飛ばしていきなり逆のことをしても良いのですが、今まで売っていたところで迷うことなく買うのは難しいので、一旦

エントリーしない訓練でニュートラルな状態にしてからの方が良いでしょう。

 

 

最後に、環境認識やトレードプランを考えるという予習は慣れれば一瞬でできるのですが、負けトレードを見直し、負けた理由を考え、エントリーしない訓練をし、負けトレードを勝ちトレードに変えていくという復習は一瞬ではできません。

 

しかも、あまり楽しくないです。。。

 

こういうこともあってFXでは復習に時間を割く人が少ないかと思うのですが、負けパターンというのは限られていますので、想像するよりも膨大な時間が必要という訳ではありません。

 

私は1ヶ月で勝てるようになった人を何人も見てきていますので、FX歴が長くて勝てない人ほど負けトレードに拘って頂ければと思います。

 

逆に、まだFXを始めたばかりの方はFXに関する知識が豊富ではないでしょうから、勝ちに直結しないことに頭を占領される前に負けトレードと向き合うという習慣付けをして頂ければと思います。

 

負けトレードに拘ればFX歴が長い人を一瞬で抜き去ることも十分可能です!

 

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