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【FX】負けトレードを勝ちトレードに変える方法!

 

負けトレードを勝ちトレードに変えることができれば勝ち組の仲間入りが可能かと思うのですが、そもそも負けトレードを勝ちトレードに変えるという発想をお持ちの方は少ないかと思います。

 

何故このように考えるかと言えば、勝てる手法であったり、勝ちパターンなどに関するブログ記事は数え切れないくらいありますが、負けトレードに焦点を当てた記事はほとんど見掛けないからです。

 

ブログ記事が少ないから負けトレードを勝ちトレードに変えるという発想をお持ちの方が少ないとは言い切れないのですが、もっと負けトレードというものに拘れば凄い勢いで勝てるようになる人が増えてもおかしくない筈なんです。

 

ですが、現状ではそのような状態には程遠いかと思います。

 

では、何故負けトレードというものはあまり注目されないのでしょうか?

 

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これには色んな理由があるかと思うのですが、自らの失敗に目を向けたくないというのが大きな理由かと思います。

 

目を向けたくないというお気持ちはよ~くわかるのですが、負けトレードを放置し続けたら何が起こるでしょうか?

 

それは・・・

 

同じような負けトレードを延々と繰り返します!

 

例えば、今日のトレードで負けたとします。

 

10日後に同じような負けトレードをしたとします。

 

ということは、今のあなたと10日前のあなたを比べると何の成長もしていないということになります。

 

負けトレード以外に関しては何らかの成長があったかもしれませんが、負けトレードというものだけを見れば何も成長していません。

 

となると、同じような負けトレードを延々と繰り返すということは半年前・1年前・3年前のあなたと比べると何の成長もしていないということになります。

 

かなり厳しいことを申し上げているという自覚は当然あるのですが、FX歴が長くて勝てていないということは自らの負けトレードと向き合っていないということがバレバレなんです。

 

負けトレードなど無視して勝てる手法をどんどん自らのモノとすれば勝てるようになるという発想かと思うのですが、負けトレードを放置し続ければ勝ったり負けたりで安定せず、相場に恵まれれば大きく勝つこともあるでしょうが、難易度の高い相場では苦戦することになるでしょう。

 

このような状態でも良いのであれば負けトレードなど無視して頂いても結構ですが、長期的に、かつ、安定的に勝ち続けたいのであれば負けトレードを放置するのは得策とは思えません。

 

 

少々前置きが長くなったのですが、勝てる手法とか勝ちパターンというような響きの良い文言ばかりが数多く出回っているので、どうしても負けトレードというものは注目されにくいです。

 

このことが勝てるようになる人が増えない大きな理由だと思い長めに書かせて頂きました。

 

では、負けトレードを勝ちトレードに変えるにはどうすれば良いのか?

 

一言で言えば負けトレード記録を見直して負けた理由を考え、同じようなところでエントリーしない訓練をし、負けたのと逆のトレードをすれば勝てるのではと考えて過去チャートを確認するだけのことです。

 

『どこが「だけ」やねんっ!』という激しいツッコミが予想されますが、やることは以上です。

 

これではあまりにも不親切なので詳しく説明したいと思います。

 

まず、負けトレードを勝ちトレードに変えるために絶対に必要なのがトレード記録です。

 

この段階で「面倒だな~」ということで脱落される方も多いかもしれませんが、FXで勝つためには面倒なことをどれだけできるかが重要です。

 

多くのトレーダーさんは楽して勝とうとするから結局は遠回りになり、いつまで経ってもゴールが見えないんです。

 

面倒なことをする=一見遠回りのように思えるかもしれませんが、最終的にはこの方が近道です。

 

珍しく断言しましたが、これは私が実際に経験したことなので断言しても問題ないかと思います。

 

私も昔は楽して勝つことしか考えていなかったのですが、これが遠回りってことに気付くのに何年もかかってしまいました。。。

 

ですので、この記事をお読み頂いた方だけでも遠回りはして頂きたくないと思います。

 

さて、トレード記録と言っても勝ちトレード記録はそれほど重要ではないので、今現在勝てていない方は負けトレード記録だけで良いので残すようにしてください。

 

どのような記録を残すのかは自由ですが、

 

・エントリー&損切りポイント

 

・どのような環境認識をしたのか?

 

・エントリーの根拠

 

くらいは最低限必要でしょう。

 

余裕があれば、反省点やエントリー&決済した時の感情を記しておくと良いかと思います。

 

エントリー&損切りポイントに関してはMT5であれば自動で記録してくれるのですが、MT4であればDispTradeという便利なインジケーターがありますので是非ご利用ください。

 

トレード記録を残した後にやることというのは、何故負けたのかを考えることです。

 

この考える作業によって一気に力が付くかと思います。

 

と言っても負けパターンというものは限られており、何百もの負けパターンが存在すれば大変ですが、大別すれば10パターンもないと思います。

 

代表的な負けパターンは、

 

・飛び乗りでエントリーして一瞬で逆行

 

・高いところで買って(低いところで売って)逆行、つまり戻り売り、押し目買いができていない

 

・ラインを抜けた瞬間にエントリーし騙される

 

・V字回復直後に買って一瞬は思惑の方向に動くもその後大きく逆行

 

・三角持ち合いや値幅のない揉み合い状態の中でトレードし、細かな損切りを連発

 

これくらいですが、飛び乗りでエントリーして一瞬で逆行というトレードに関しては負けトレード記録にエントリーの根拠を書けますか?

 

飛び乗りでエントリーしたということは動物的な感覚かと思うので、エントリーの根拠なんて書きようがないかと思います。

 

ということで、負けトレード記録を残すということを強く意識するだけでも飛び乗りでのエントリーはどんどん減っていくかと思います。

 

で、負けた理由をどれだけ考えてもわからないこともあるでしょう。

 

そういう時は一旦考えるのをやめてください。

 

ここまでのことができれば、負けたのと同じようなところでエントリーしない訓練をしてみてください。

 

何故この訓練が必要かと言えば、負けた理由がわかったとしても同じような負けトレードを繰り返せば理由がわかっていない人と結果だけを見れば同じだからです。

 

急に動いたのでエントリーしそうになったけど我慢したり、V字回復直後に売って負けることが多いのであればV字回復直後は何もしないようにしてください。

 

この訓練をすることで負けにくくなったと実感できるかと思います。

 

このように感じることができればかなり成長したと言って良いでしょう。

 

一方で、エントリー回数が減っちゃったな~とも感じるでしょう。

 

エントリー回数が減ることに対して不安を感じる方も多いかもしれませんが、エントリー回数が多いからと言って勝てていましたか?

 

勝てていなかったからこそ負けトレードに向き合う必要がある訳なので、エントリー回数が減ることに関して不安に感じる必要はないですし、勝てる可能性が高いエントリーチャンスなんて限られています。

 

そして、遂に最終段階である負けたのと逆のトレードをすれば勝てるのではと考えて過去チャートを確認します。

 

例えば、V字回復直後に売って負けることが多いのであれば、V字回復直後に買えば勝てるという仮説を立てます。

 

で、過去チャートのV字回復直後の動きを確認します。

 

 

今までは赤線で示したようなV字回復した直後の赤矢印で売って一瞬は思惑の方向に動くけど、その後上昇することが多かったです。

 

なので、赤矢印で買えばどうなるのかということを見ると、買った直後に一瞬逆行することが多いので、軽く押した黄矢印辺りで買う方が良いのではということに気付けるでしょう。

 

また、V字回復したからと言ってもその後必ず上昇する訳ではないので、色んな条件を加えることでより精度が上がるかと思います。

 

具体的には、V字回復したと言っても下落の流れの時は買わない方が良いとか、V字回復したけどサポートラインを下抜けた後は売った方が良いというような仮説を立て、該当する過去チャートを確認していきます。

 

こういった作業は仮説を立てているので検証作業と言っても良いのかもしれませんが、名前なんてどうでも良くて、どうすれば勝ちやすくなるのかということを自分なりにどんどん考えていくことで自らの強力な武器となります。

 

上の一連の作業に第三者が絡む余地はなく、すべて自分一人でできます。

 

この辺りが誰かに教えてもらった手法とは全く違い、自らの負けトレードがベースになっているのでどう考えれば良いのかもわかりやすいかと思います。

 

誰かに教えてもらった手法を自らのモノにすると言っても、どのような経緯でその手法が出来上がったのかがわからないと何をどう考えれば良いのかすらわからないこともあるでしょう。

 

このような感じなので勝てる手法と言ってもなかなか自らのモノとはなりにくいのだと思います。

 

実際には勝てる手法でも肝心な損切りができないとか、環境認識ができていないことが勝てない原因かとは思いますが・・・

 

 

長々と書いてきたのですが、いよいよ最後の締めです。

 

上で書いた一連の作業をやるのは途方もない作業量だと思われるかもしれませんが、上でも書いたように負けパターンというものは限られています。

 

恐らく20個くらいの負けトレード記録があれば負けパターンはほぼすべて出るかと思いますので、まずは20個の負けトレード記録を残すということを目標にしてみてください。

 

20個あれば、その中から自分で考えた勝ちパターンが5個前後できるかと思います。

 

このような状態になれば、自らが考えた勝ちパターンが使えそうなところのみでトレードすれば勝ち組の仲間入りも十分可能かと思いますし、1ヶ月でこのような状態になった方を何人も見てきています。

 

また、何故負けたのかということを考える際にトレーダーの心理(大衆心理)というものを考える訓練もあわせてやればより効果的かと思います。

 

負けトレードに向き合う向き合わないは自由ですが、向き合った方が勝てるようになるまでの日数は大幅に減ると思いますよ!

 

以上です!