ボリンジャーバンドとは米国の投資家ジョン・ボリンジャー氏が考案したテクニカル指標で、移動平均線を中心とし、その上下には統計学を用いて計算された標準偏差を表示します。
このボリンジャーバンドを使用しているトレーダーは多いかと思うのですが、MT4に最初から入っているボリンジャーバンドを表示させるとこんな感じになります。
パラメーターを弄らないと真ん中の線（移動平均線）の期間は20で、偏差は2です。
チャートを見ると上下2本の線の間にほとんどのローソク足が入っているかと思うのですが、
ボリンジャーバンドの±1σ（偏差1）の範囲内に収まる確率 ⇒ 約68.3％
ボリンジャーバンドの±2σ（偏差2）の範囲内に収まる確率 ⇒ 約95.4％
ボリンジャーバンドの±3σ（偏差3）の範囲内に収まる確率 ⇒ 約99.7％
となっており、偏差3の範囲内から外れる方が珍しい状態です。
この状態をトレードに利用できるのでは？と多くの人が考え、ボリンジャーバンドを用いた手法はたくさんあります。
偏差2か3にタッチで逆張りというのが代表的な手法ですが、タッチしたかどうかを常時監視するのは大変です。
「タッチしたらアラートが鳴ってくれたら便利だな～」ということで今回紹介するのが、
bollitoucher(ボリタッチャー)
というインジケーターです。
実際にボリタッチャーを導入したチャートはこんな感じです。
パラメーターはこんな感じです。
また、デフォルトの設定だと線が細く色も見にくいということであれば、
「色の設定」のところを適当に弄ってみてください。（今回は見やすいように線の太さを「5」にしています）
ここで、上で書いた「偏差2か3にタッチで逆張りというのが代表的な手法」について軽く触れておきます。
チャート内の赤色丸で逆張りすればプラス収支になっていたかと思うのですが、黄色丸で売って放置していたら大変なことになったでしょう。（最大で約300pips逆行しているので）
ということで、偏差3にタッチで逆張りが必ずしも上手くいくとは限らず、レンジ相場の時に有効だということに注意する必要があるかと思います。
ちなみに、私は偏差3にタッチでの逆張りは昔愛用していた手法でした。
今は使ってませんが。
最後に、ボリタッチャーのダウンロードは、
こちらのサイトからどうぞ！
また、インストール方法については、
こちらの記事をお読みください。
