【FX】専業トレーダーのメモ帳

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【FX】専業トレーダーがチャートを見て考えていることを公開します!

 

ブログ復帰後の記事は大切なことを書いているとは思っているものの、実戦的な内容を求められている方々にとっては退屈な内容だったかもしれません。

 

ということで、今回は私がチャートを見て考えていることを実際のチャートを見ながら説明したいと思います。

 

 

私のメイン口座です♪

 

 

で、今回説明する内容というのは、ローソク足を1本ずつ動かしながら売り買い両方の気持ちを考える訓練をしてください!」過去に何度か書いているのですが、「何をどのように考えたら良いのかわからない」という方のためであり、考え方がわかる方にとっては私との違いをご確認頂ければと思います。

 

ただし・・・

 

私の考え方が正解という訳ではなく、あなたにとって勝ちトレードに繋がればそれが正解だということをしっかり理解しておいてください。

 

早速ですが、

 

 

上は普段私がチャートすら見ていないユーロドルの15分足です。

 

この15分足を使い、ローソク足を順番に追っていくのですが、1本ずつ説明しているととんでもない文字数になるので、要所要所のポイントに絞って私の考え方を説明したいと思います。

 

と言いましても、ローソク足のチャートだけでは説明するのが大変なので、水平線とグリッドビルダーというインジケーターで50pips間隔でラインを引いておきたいと思います。

 

 

赤の縦線を起点にしたいと思うのですが、50pips間隔で細い緑線が自動で引かれています。

 

また、3本の水平線が引かれているのですが、

 

黄線=見える範囲での最高値

 

オレンジ線=黄線の最高値からの下げが止まったポイント

 

水色線=見る範囲での最安値

 

という意味で引いております。

 

他にも引こうと思えば引けますが、とりあえずはこのくらいにしておきます。

 

ちなみに、私もチャートの右側を一切見ていない状態で記事を書いております。

 

 

では、ポイントだと思うところまでチャートを動かしてみます。

 

ちなみに、キーボードの「F12」ボタンを押すとローソク足が右に1本だけ動き、シフトキーを押しながら「F12」ボタンを押すとローソク足が1本だけ左に動きます。

 

 

赤の縦線からしばらくすると最高値から下げ止まったオレンジ線に到達します。(赤丸)

 

ここで売り買い両方の気持ちをお考え頂きたいですが、まずはすでに売りポジションを持っている人は何を考えるでしょうか?

 

オレンジ線に到達したので一旦決済しておこうと考える人がいるかと思うのですが、黄丸以降の動き、特に白枠内の動きを見ると上に行きそうな勢いが感じられません。

 

ですので、決済せずにポジションを保持したままという方もいらっしゃるでしょう。

 

オレンジ線というのは下げ止まったという意味では重要なのですが、すぐ下に1.05500のキリ番がありますし、そのすぐ下には見える範囲での最安値である水色線があります。

 

つまり、中途半端な位置で止まっている訳なので、重要視しない人もいるでしょう。

 

次に今から売りたいと考えている人が赤丸の位置で何を考えるでしょうか?

 

上の説明を読めばオレンジ線が中途半端なので、あまり気にせず売りたいと考える人もいるでしょう。

 

ですが、赤丸の位置で売るということは下げている途中、つまり戻っていないのに売ることになります。

 

結果的にこの後まだ下げるのかもしれませんが、私がこの位置で売ることは絶対にないです。

 

 

 

続いて買いの立場で考えてみましょう。

 

赤丸のポイントですでに買いポジションを持っている人は何を考えるでしょうか?

 

この位置で買いポジションを持っている人は恐らく黄丸以降に買ったかと思うのですが、赤丸の位置ではほぼ全員が含み損でしょうから、赤丸の位置に到達するまでに決済している人が多いでしょう。

 

それでもまだポジションを保持している人の願いはオレンジ線で反発してくれ~ということだと思います。

 

つまり、オレンジ線が当面の防衛ラインです。

 

防衛ラインではあるのですが、上でも書いた通りすぐ下にキリ番や最安値があるので、この辺りを下抜けるまでポジションを保持する人もいるでしょう。

 

ということで、オレンジ線にタッチした瞬間に決済する人は極めて少ないと考えれられます。

 

次に今から買いたいと考えている人が赤丸の位置で何を考えるでしょうか?

 

オレンジ線が強力なサポートラインであれば無条件で買う人もいるでしょうが、上で説明した通りかなり中途半端です。

 

つまり、それほど信頼できるラインではありません。

 

信頼はできないのですが、赤丸の位置で売るという選択肢はないので買うという人もいるでしょう。

 

ですが、これもまた上での説明した通り白枠辺りの動きを見ると上に行く勢いが感じられません。

 

しかも、赤丸の位置で買ったとしても下落の起点である緑線までの値幅は約10pipsしかなく、紫線まででも約20pipsです。

 

更には、赤丸に到達する際に長い陰線で到達していますので、この勢いで更に下げる可能性もあります。

 

ということで、赤丸の位置で私が売ることは絶対にないのですが、買うことも絶対にないです。

 

では、どういう状況であれば買えるかですが、白枠の揉み合いの位置がもっと上であり、赤丸の位置からの値幅があるのなら買える場面もあるかと思います。

 

 

更にチャートを動かしてみます。

 

 

その後ですが、オレンジ線を下抜け、見える範囲内での最安値である水色線も下抜けたのですが、黄線で示したようにV字回復で大きく反発します。

 

では、V字回復した黄丸の位置で売り買い両方の気持ちを考えてみましょう。

 

まずは、すでに売りポジションを持っている人は何を考えるでしょうか?

 

って、この位置で売りポジションを持ったままという人は少ないと思われ、V字回復している途中で決済した人が多いでしょう。

 

それでも敢えて売りポジションを持っている人の気持ちを考えると、下落の起点である赤線や緑線を上抜けてしまうと上昇の勢いが増す可能性がありますし、どんどん含み損が膨らむのでポジションを持ち続けるにしても赤線や緑線辺りままでしょう。

 

次に今から売りたいと考えている人が黄丸の位置で何を考えるでしょうか?

 

V字回復した直後は売りにくいでしょうが、黄丸の位置というのは一気に上昇してきたところです。

 

この勢いで更に上昇する可能性もありますが、こんな高いところで買うという選択肢はないので売るという考え方もあります。

 

ですが、黄丸の位置は何とも中途半端なので、売るにしても赤線や緑線辺りまで引き付けるか、黄線付近で売るにしても高値を切り下げてからの方が安全でしょう。

 

 

もっと色んな場面に関して説明しようと思っていたのですが、予想以上に文字数が多くなり疲れました。。。

 

ということで説明は以上ですが、どのように考えるのかというコツみたいなものは伝わったでしょうか?

 

過去に何度か書いていますが、FXの登場人物は5パターンしかありません。

 

・全くトレードする気がない人

 

・すでに売りポジションを持っている人

 

・今から売りたい人

 

・すでに買いポジションを持っている人

 

・今から買いたい人

 

注:今から売りたいと考えている人が一転して買うこともあるでしょうし、この逆もあります

 

全くトレードする気がない人のことを考える必要はないので実質4パターンなのですが、たった4パターンであればそれほど苦にならないのではないでしょうか?

 

例えば中央競馬であれば最大18頭が出走します。

 

この18頭の馬の状態や血統、騎手や調教師の力量、当日の馬場状態やレース展開等を考えるのは大変です。

 

この大変さを思えばFXなんて楽勝だと考えるようにしてください!

 

 

最後に、今回は15分足で説明しましたが、別に1分足でも問題はありません。

 

ただし、1分足だと直近の高値(安値)までの値幅があまりないので、どうしてもスキャル的な発想になりやすいです。

 

スキャルが悪いという訳ではないのですが、ご自身のトレードスタイルに合わせて時間足を選ばれた方が宜しいかと思います。

 

ちなみに、私が15分足で説明した理由は15分足がある意味万能だと思うからです。

 

日足から見れば15分足は短期足でしょうが、15分足のローソク足を今回説明したのより1サイズ小さくすれば約1週間分の動きがわかります。

 

個人的には1週間分もわかれば十分だと思っているので15分足にしてみました。

 

また、今回説明した訓練であれば土日でもできます。

 

最終的には実際に動いているチャートで訓練するべきだと思うのですが、慣れるまでは動かないチャートでローソク足をちまちま動かしてじっくり考えるべきだと思います。

 

じっくり考えるという訓練を続ければ考えているという感覚がなくても上で説明した程度のことはすぐに思い浮かぶようになるかと思います。

 

どれくらいの日数でこういった感覚になるのかは個人差があるでしょうが、早ければ1週間程度でも可能かと思いますし、この訓練は誰に頼らずともでき、誰に頼らずとも勝てるだけの力を身に付けることが可能です。

 

物凄く地味な訓練ではありますが、やればやっただけの成果が出る筈です!