【FX】専業トレーダーのメモ帳

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当ブログで読んで欲しい記事10選!

【FX】ドル円 環境認識の練習問題

 

正直なところ、前回のような記事は読者の皆さんにとって決して楽しい記事ではないかと思いますし、「この程度のことは当然知ってるよ!」という方も多いかと思います。

 

ですが、「知ってる」というのと「できる」というのは全くの別物であり、FXの世界では知ってるけどできないという方が多いのではないかと思います。

 

では、何故知ってるけどできないのでしょうか?

 

それは・・・

 

 

私のメイン口座です♪

 

 

知っていることをできるようにする訓練ができていないからです!

 

当ブログでは「FXは技術職だ!」ということを何度となく書いているのですが、技術職である以上、知識を蓄えるだけではダメで、技術を磨く必要があります。

 

磨く技術は色々とあるのですが、具体的には・・・

 

・環境認識能力

 

・トレードプランを考える能力

 

・トレーダーの心理を考える能力

 

・良いタイミングでエントリーする能力

 

・良いタイミングで決済する能力(エントリーの根拠が崩れたら迷うことなく切る能力)

 

等々

 

環境認識はこのようにするという知識があったとしても、実際にできるかどうかというのは別問題であり、短時間で環境認識をするためには日々の訓練の積み重ねが必要ですし、色んな本やブログを読む時間があるのなら、その時間を訓練に充てた方が勝てるようになる可能性は何倍も高くなると思います。

 

ということを何度書いても心に響かないのか、それとも知識の方が重要だと考えている方が多いのかは不明ですが、X(旧Twitter)等で「今日は〇〇の訓練をした!」なんていう方はほぼ見掛けません。

 

当然ながら最低限の知識は必要ですが、必要以上の知識を頭に詰め込むことで頭でっかちとなり、「私はこんなにFXに関する知識があるのに何故勝てないんだ!」なんていうある意味当然なお悩みをお持ちの方が多いのではないかと思います。

 

 

と、かなり前置きが長くなったのでそろそろ練習問題を始めたいと思います!

 

 

上はドル円の日足ですが、まずはご自身なりに環境認識してみてください。

 

そして、赤枠内をご覧になると上ヒゲ&下ヒゲを連発し動きにくい状態となっています。

 

何故このような動きになるのでしょうか?

 

チャートの左側をしっかり確認し、トレーダーの心理というものを考えて動きにくい理由を探ってみてください。

 

今回は記事タイトルに「練習問題」としか書いておらず、いつものような「解答例」という文言は入れていないので以上です!

 

 

 

 

 

で終わってもいいのですが、動きにくい理由をノータイムで答えられる方は少ないかと思いますので、動きにくい理由だけ解説したいと思います。(環境認識はご自身でやってみてください!)

 

と言いましても2本の水平線が引ければ動きにくい理由も自ずとわかるかと思います。

 

 

最初の画像に水平線を2本書き足しただけなのですが、この2本の水平線だけで理由がわかった方はそっとページを閉じてください。

 

答え合わせがしたいというお気持ちはわかりますが、いつまでも誰かに頼るのではなく、自力で何とかするくらいの気概が必要かと思います。

 

では、2本の水平線を引いた理由ですが、1本目の黄線は大きく上昇した起点であり、紆余曲折ありましたが最終的には黄丸の高値を更新する起点となったという意味で引きました。

 

2本目の緑線ですが、これも大きく上昇した起点であり、紆余曲折なく直接黄丸の高値を更新した起点という意味で引きました。

 

ここでトレーダーの心理を考えてみてください。

 

まずは緑線付近から売ってみたい人の気持ちを考えて頂きたいのですが、

 

 

ピンク丸内をご覧になると下ヒゲを連発しています。

 

これは、下に行こうとしたけど跳ね返されたという証拠なのですが、このような下ヒゲ連発を見て積極的に売りたいと思いますか?

 

当然売ってくる人もいるでしょうが、伸びないとなればすぐに決済してくるでしょうし、何度売っても伸びないとなればどんどん売ってくる人が減ってくるでしょう。

 

逆に買いたい人の気持ちですが、黄線付近まで下げてくれれば緑線までに十分な値幅があるので買いやすいでしょう。

 

ですが、現在のところ黄線付近まで下げる勢いがありません。

 

となると、可能な限り下まで引き付けて買うしかないのですが、オレンジ丸内で上ヒゲを連発しているので、あわよくば緑線を上抜けて欲しいけど、伸びないようであればすぐに決済というようなトレードしかできないかと思います。

 

このような状態では積極的にトレードしようと考える人が益々少なくなり、どんどん動きにくくなったと考えられます。

 

ぐらいのことをノータイムで判断できるようになるまで訓練してください。

 

と言いますか、ノータイムで上記内容を判断できる人とできない人とではエントリー前にかなりの差になっていると思いませんか?

 

私はチャートを見た瞬間にトレードしないという判断をしたのですが、動きにくい理由を理解していない人であれば買っても売っても伸びないと思いつつトレードしまくって疲れ、動き出した時には疲労困憊で何もできなかったなんてことになりかねません。

 

このようなことを避けるために環境認識というものが必要であり、環境認識をしてトレーダーの心理を考えることで今トレードすべきかどうかを短時間で判断できるようになります。

 

「この環境認識とかトレーダーの心理を考えるのが面倒やねんっ!」という方も多いでしょうが、やらない限りローソク足の動きに翻弄されるだけなんことになりかねないのでやるしかないと思います。

 

と言っても、特別難しいことをする訳ではなく、効果的なところに何本か水平線が引ければ色んなことがわかるようになるでしょう。

 

効果的なところに水平線が引ければトレーダーの心理を考え、慣れれば上で書いたようなことも瞬時にできるようになります。

 

と言いますか、できるようになるまで訓練してください!