おはようございます。
8月31日、ドル円の環境認識です。
まずは日足です。
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昨日は一応陽線にはなったのですが、黄線の安値を僅かではありますが下抜けました。
下抜けた後は反発したのですが、赤線の高値で止められました。
赤線と黄線の間には十分な値幅があるとは言え、日足で見る限りでは狭い間を行ったり来たりという感じで決め手を欠く状態が続いています。
本日で8月が終わるということで特に今晩のニューヨーク時間以降は一応警戒された方が宜しいかと思います。
月末で決済ラッシュという可能性があるので。
続いて15分足です。
黄丸のところで赤枠の下限を実体で下抜けたのですが、その後は上昇します。
赤枠の下限を下抜けた後に更に下げても良かったと思うのですが、何故もっと下げなかったのか・・・
これはチャートの左側にヒントがあるかと思います。
赤枠の下限を下抜けるまでにオレンジ線で示したようにかなり下げています。
つまり、赤枠の下限を下抜ける頃にはすでにかなり売られた状態だった訳です。
このような状態の時に赤枠の下限を下抜けても、売りたくても売れなかった人が一定数以上いると考えられます。
何故かと言えば、オレンジ線の下落の途中で売っている人は一旦決済しないと売り直せないからです。(資金に余裕のある人を除く)
一方、新規で売りたい人からすると赤枠の下限を下抜けた後に売るということはかなり下の方で売ることになります。
なので、躊躇した人も多いでしょう。
また、赤枠の下限を下抜けた時に買ってる人が一斉に決済しても良かった筈ですが、そうならなかった理由もオレンジ線の下げにあります。
どういうことかと言いますと、オレンジ線の前の上昇時に買ってる人がたくさんいたかと思うのですが、オレンジ線でどんどん下げてくるので下げてる途中に決済している人が多いでしょう。
赤枠の下限を下抜ければ、赤枠の下限よりも上で買っている人は全員含み損になるのでオレンジ線の下げの途中で多くの人が決済したと考えるべきかと思います。
では、どういう状態であれば赤枠の下限を下抜けた後に更に大きく下げたと思いますか?
って、すでにヒントは提示済みなので是非お考えください。
オレンジ線で一気に下落したので赤枠の下限を下抜けた後にあまり下げなかったということは、これとは違う状況であれば大きく下げた可能性があります。
それがピンク丸です。
赤枠の下限付近でピンク丸で示したように揉み合えば売りポジションも買いポジションもどんどん溜まってきます。
この状態の時に赤枠の下限を下抜ければピンク丸内で買った人は全員含み損になるので慌てて損切りしてくるでしょう。
買ってた人の損切り=売りですし、ピンク丸内で売った人は赤枠の下限を下抜ければ思惑通りなのでポジションを保持する人が多いでしょう。
となると、買ってた人の損切りが一斉に出るので一気に下げることになるかと思います。
ただし、ピンク丸の揉み合いの値幅があまり大きいとピンク丸内で決済する人も多いでしょうから理想としては20pips以内くらいだと揉み合いの上下をどちらかに抜けるまではポジションを保持する人が多いかと思います。
上の説明を一読では理解できないかもしれませんが、今はどれくらい売り(買い)ポジションが溜まっているのかな~?ってことを考えれば色んな場面で役立つかと思いますので是非意識して頂ければと思います。
以上です!