いきなりですが、この記事を書いている最新のチャートはこんな感じです。
上はドル円15分足のチャートですが、このチャートをご覧になり今トレードしたいと思いますか?
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私はノータイムで何もしないという判断をします。
このように判断する根拠は、赤枠の大きな波があり、その中に黄枠の波があり、更にその中にオレンジ枠の波があり、現在はこのオレンジ枠の波のほぼ中間地点です。
今買っても赤枠の上限までの値幅は約10pipsで、売ったとしてもオレンジ枠の下限までの値幅は10pipsもありません。
流れ的には買い中心で考えたいところですが、現在値では押しが弱すぎます。
かと言って売っても目標が近く、売るにしても押し目買いが入ってきそうなところまでの限定的な売りとなるでしょう。
というような判断を瞬時にするから何もしないんです。
このような判断は決して難しくはないかと思うのですが、何もしないという判断をしたのにずっとチャートを見続けていたらどうなりますか?
「何もしないと暇なので赤枠の上限辺りまで買ってみよう!」とか、「オレンジ枠の下限辺りまで売ってみよう!」なんてことを考えませんか?
何もしなければ1円にもならないので隙あらばトレードしたくなるというお気持ちはよ~くわかるのですが、例えばたった今売ったものの逆行してしまい、赤枠の上限の少し上で15pipsの損切りをしたとします。
売った際の目標であるオレンジ枠の下限までの値幅が10pipsもないのに15pipsの損切りというのは痛過ぎますし、このようなリスクリワード的に美味しくないトレードを続けていると勝率を上げないとプラス収支にするのは困難でしょう。
更に、15pipsの損切りをしたことで熱くなり、「次は買いだ~!」ということで買ったものの、赤枠の上限を軽く上抜けたことがダマシとなり爆下げしたとします。
黄枠の下限を下抜けた辺りで耐え切れずに損切りしたのですが、結果的にはマイナス60pipsで、先程の負けトレードと合わせると75pipsのマイナスになりました。。。
なんていうのはあくまでも私の妄想ですが、ずっとチャートを見ていて暇だな~と思ってトレードしたらこんなことになるかもしれませんよという最悪のパターンを妄想してみましたw
「こんな奴はおらんやろっ!」と思われるかもしれませんが、過去の私は似たようなことを延々とやってましたwww
チャートを見過ぎるからこのようなことになっちゃう可能性があるのですが、だったらどうすれば良いのでしょうか?
「チャートを見ていないと不安だし・・・」というお気持ちはよ~くわかるのですが、エントリーできそうにないところにいるのにずっとチャートを見続ける必要があるでしょうか?
チャートを見続けるからエントリーしたくなるのであり、美味しいポイントでないことがわかっていながらトレードしちゃうから勝っても負けても少しで疲れだけが残るというような状態ではないですか?
このような状態では大きくプラス収支にするのは難しいでしょうし、疲れだけが残っていざという時に気力も体力も残っていない可能性があります。
こういった問題を解決するためには・・・
必要な時以外はチャートを見なければ良いのです!
「そう言われても必要な時っていつなの?」というのが素朴な疑問かと思います。
必要な時がわからなければいつチャートを見るべきかもわからないでしょう。
これは各自でお考えくださいと言いたいところですが、これでは不親切なので私が考える必要な時を説明したいと思います。
その必要な時とは・・・
エントリーしたいと考えるポイントに近付いた時です!
具体的には、
赤枠の上限辺りから売りたいのであれば、オレンジ丸辺りまで到達すればチャートを見れば良いでしょう。
逆に、黄枠の下限辺りから買いたいのであれば、黄丸辺りに到達すればチャートを見れば良いでしょう。
このオレンジ丸や黄丸に到達するまでは何もしないと決めチャートを見なければ、この間にトレード以外のことができます。
「でも、チャートをずっと見ていないと到達したかどうかわからないよ!」というのは当然の疑問かと思います。
こういう時に便利なインジケーターがあります。
その名は「HT_ALERT_LINE」と言います。
このインジケーターは私も使っているのですが、オレンジ線の少し下と黄線の少し上に細い赤線が引かれています。
このラインにタッチするとアラートが鳴ります。
更には、現在値と引いたラインとの間の値幅もわかるので便利です。
アラートが鳴るまで他のことができるので現在この記事を書いているという次第ですw
このインジケーターを使ってみたい方は、
HT FX (MT4・MT5で快適トレード) MT5 アラートライン(別バージョン)
上のサイトからどうぞ♪
色んなバージョンがあるのでお好みの物を使ってみてください。
で、少しだけ注意点ですが、アラートが鳴るラインはオレンジ線や黄線の少し手前ぐらいが良いかと思います。
何故かと言えば、ラインにタッチすることなく反転することもありますし、重要なラインぴったりにアラートを設定すると鳴った瞬間にエントリーしなければならいこともあるでしょう。
これではちょっと忙しいので余裕があった方が宜しいかと思います。
ちなみに、私は他にもHTさんのインジケーターを愛用しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
最後に、エントリーしたいと考えるポイントがわからないという方もいらっしゃるでしょう。
こういう方は厳しい言葉ではありますが、まだトレードすべきではないかと思います。
環境認識能力を鍛え、トレードプランを考える訓練をしまくってから上で紹介したインジケーターをお使いください。
この記事でも書いたように、勝てる力を身に付けずにトレードするから僅か1年未満に約70%ものトレーダーさんが退場されるのだと思います。
時間も資金も無限ではありませんので、まずは勝てるだけの力を身に付けることが最優先かと思います。
以上です!