FXの世界では「エントリー前に勝敗が決まっている！」なんてことをおっしゃる方がいらっしゃいます。
FXの初心者だけではなく、ある程度以上の経験がある方でも「そんな訳ないやろっ！」とツッコミたくなるでしょうし、過去の私も強めにツッコんでいましたw
ですが、この言葉というのは言葉足らずなだけであって、エントリー前の〇〇が重要だということを強調したいがために敢えて言葉足らずにしているのかな～？なんてことを思うことがあります。
この〇〇の正体がわかれば納得して頂けるかもしれませんので順番に説明したいと思います。
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では、最初にトレーダーAさんと、トレーダーBさんに登場して頂きます。
Aさんは特に何も考えずに適当に買いました。
Bさんは自らの得意な勝ちパターンが活きそうなポイントで売りました。
AさんとBさんのどちらが勝つでしょうか？
ちょっと考えてみてください。
別にひっかけ問題という訳ではないのですが、Aさんが勝つこともあれば負けることもあるでしょうし、得意な勝ちパターンであってもBさんが負けることもあるでしょう。
また、AさんとBさんの二人とも勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。
結局のところ、どこで売り買いしようとも勝敗を知るのは神のみであり、事前に勝敗がわかっているのであれば神の領域に足を踏み入れたと言っても良いでしょう。
相場に絶対がない以上、100％勝てるエントリーポイントなど存在しませんので、エントリー前に勝敗が決まっているなんてことはありえません。
ありえないのですが、エントリー前に勝つ可能性が高いか低いかくらいはわかるでしょう。
このことを以ってして勝敗が決まっているというのであれば流石に無理があるかと思います。
ということで、エントリー前に勝敗が決まっているというのは1回とか数回程度のトレードに関しての言葉ではないと推測しました。
ここで〇〇の正体を発表したいのですが、〇〇というのは当ブログで何度も登場する
準備力です！
この準備力という言葉を使って「エントリー前に勝敗が決まっている」という文言を少し弄ると、
「エントリー前の準備力の差によってトータルでの勝敗が決まっている」
というように言い換えることができます。
この言葉の意味を説明したいと思います。
例えば、たった1回のトレードであれば上で説明したように適当にエントリーしようとも得意パターンでエントリーしようとも勝ったり負けたりということがあるでしょうが、何も準備をしていないAさんと、常に準備万端のBさんではトレード回数が増えれば増えるほど差が出てくるでしょう。
ということは、準備力の差によって数ヶ月～数年という長いスパンで考えればトータルでの勝敗は決まっているということになります。
「エントリー前に勝敗が決まっている」とおっしゃった方の真意はわかりかねますが、流石に1回のトレードだけでは無理がありますので、もう少し言葉を足して説明された方が良かったかもしれませんね。
さて、その準備力ですが、準備力の中身というのは言うまでもなく環境認識やトレードプラン、エントリー前に利確＆損切りポイントを決めておくことなのですが、この準備力とセットと言っても良いのが気付く能力です。
利確＆損切りポイントを事前に決めていてもそのポイントに到達したことに気付けなければ意味がありません。
「そんな奴はおらんやろっ！」と思われるかもしれませんが、確かにエントリーしてすぐに利確＆損切りポイントに到達すればほぼ全員が気付けるでしょうが、何時間も経った後だったらどうでしょうか？
特に1分足しか見ていないと気付けない可能性があります。
この気付くというのは利確＆損切りポイントに限らず色んな場面で気付く能力というものが必要となってくるのですが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
どれだけ努力しても気付けなければ勝てないということも多々あるでしょうから、準備力とあわせて気付く能力を鍛える訓練も必要かと思います。
と言いますか、気付く能力というものが一番重要で、気付くことで何を準備すべきかもわかるでしょう。
そして、準備すべきことを実際に行動することで準備力というものが鍛えられるかと思います。
ダブルトップに気付けなければネックラインがどこかもわからないでしょうし、どれだけ凄いトレーダーさんが解説されている動画を観ても何が重要なのかが気付けなければ今後に活かしようがありません。
と言っても、気付くというのはある意味センスみたいものでもあるので、どう頑張っても気付けない方もいらっしゃるでしょう。
ですが、だからと言って諦めるのではなく、気付いてやろうという強い意志をもってローソク足を1本1本追いかけるというような訓練が必要かと思います。
ローソク足を1本1本なんていう訓練をされる方はほぼいらっしゃらないでしょうが、私はこの訓練でかなり力が付いたと自覚していますし、気付く能力もアップしたと思っています。
このような訓練をやるやらないは自由ですが、気付けなければ話になりませんよ！
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どれだけ頑張ってももう文字数を増やせないので、最後にコロナに感染した義理の弟のその後のご報告です。
彼はちょうど1週間で完全に回復したのですが、一緒に暮らしている私の妹も当然の如く感染しました。
妹が感染と言いますか症状が出たのが義理の弟の2日後なのですが、１週間以上経った今もまだ万全ではなく、まだ家で療養しています。
私と一緒に暮らしている母親には妹の家に絶対に行くなと厳命してあるので母親も私も熱や咳が出るようなことなく元気にしているのですが、症状が出なくても感染している可能性はあるのでジムではプールはやめてランニングマシーンで歩くようにしています。
プールだとマスクなしの人が多いので。
ここまで気を遣う必要はないのかもしれませんが、スーパースプレッダーにはなりたくないので念のため注意しています。
以上です！
