以前、【FX】水平線だけで考える超シンプルなトレードの方法！という記事を書いたのですが、この記事がGoogleからのアクセス数NO.1です。
昨日の記事も水平線で、水平線ばかり続いて申し訳ないのですが、まだ肩凝りが激しく、左肩に電気が走るので長文を書く気力がありませんw
ということで、水平線に関する問題を出しますので是非考えてみてください！
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上はドル円1分足のチャートですが、2本の赤縦線の間で水平線を1本だけ引いてエントリーできそうなところを考えてみてください。（上位足のトレンドは考慮しないものとします）
チャートの右側が見えているのであまり練習にはならないかもしれませんが、何をどう考えたのかが重要ですので、色んなパターンを考えてみてください。
如何でしたでしょうか？
ドル円の今の状況を把握している方であれば売りよりも買いメインで考えられたかと思うのですが、敢えて「上位足のトレンドは考慮しないものとします」という注釈を入れたことで頭がこんがらがったかもしれませんね。
上位足のトレンドを考慮すれば買えるポイントはありませんという回答が多かったかもしれませんが、問題は「エントリーできそうなところ」なので別に買いに拘る必要はありませんでした。
問題文の解釈について語っている場合ではないので、私なりに考えたことを発表したいと思います。
恐らく高値圏のネックラインとも言うべき黄線を引かれた方が多いのではないかと思います。
ここに水平線を引けたのであればオレンジ矢印辺りから買うという選択肢があったかと思います。
結果が見えているのでここで買うと考えた人は少ないかもしれませんが、ここで買えない理由は何でしょうか？
この理由を理解せずして結果だけを見て判断するのではあまり力は付かないかと思います。
理由というのは、オレンジ線で示したように高値を切り下げており、第一利確目標であるオレンジ丸まで10pipsもありません。
ここで買うくらいならもっと下まで引き付けるか、高値を更新してからの方が良いでしょう。
オレンジ矢印で買えないとなると、緑矢印辺りで売るという選択肢もあるかと思います。
オレンジ線＆緑線で高値を切り下げているので。
ですが、ここで売るとなると第一利確目標はネックラインである黄線です。
結果的にここを下抜けましたが、下抜けるどころかネックラインから一気に上昇した可能性もあります。
結果を見ているから緑矢印辺りで売ると言えるかもしれませんが、緑矢印よりも右側が見えない状況で自信をもって売れますか？
私だったら100億パーセント売りませんw
続いてピンク矢印辺りで売るということについて考えてみましょう。
ここだとネックラインを下抜けた後に戻ってきたところなので教科書通りの売りと言えます。
ピンク点線で示したよう動きにはならなかったですが、今のところここが一番良いポイントかと思います。
もっと他のポイントを探してみましょう！
赤線で示したようにダブルボトムとなっていますが、赤点線で示したような動きになればチャートパターン通りの動きです。
ですが、そうはならなかったことを確認して赤矢印辺りで買えるかと思います。
ただし、ここで買ってもオレンジ丸やピンク丸までの値幅があまりありません。
例えば、オレンジ丸までに20pips以上あるのなら十分買えるかと思います。
実はこのパターンは何度か紹介しているのですが、当ブログに初めて来られて赤矢印辺りで買えると判断された方には10ポイント進呈致します！
100ポイント貯まれば・・・・
なんていうのは冗談ですが、赤点線のような動きを想定できていたから、そうはならなかったので買えるという判断ができれば色んな場面で使えるかと思います。
このことに関しては、【FX】逆説的思考でのエントリー方法という記事で詳しく説明しています。
黄線以外にも水平線は引けるかと思うのですが・・・
下落の起点であるピンク線を引けたとしたら、ピンク矢印辺りから売るのは可能かと思います。
ですが、この位置だと2ヵ所のピンク丸を見ると微妙に高値を切り上げているので、その後伸びたのは偶然です。
オレンジ矢印辺りからなら売りやすいのですが、黄線はもう何度も行ったり来たりしているのでそれほど意識されないかもしれませんが、緑線で2回止められているという事実があり、ここまでの値幅は5～6pipsしかありません。
この緑線を基準に考えると、緑丸で下ヒゲになったのに上に行かず下げ始めた辺りで売ることは可能ですが、これまた水色線や紫線までの値幅がありません。
結果だけを見ればピンク矢印辺りで売れば一番伸びたのですが、私がこの位置で売ることはまずありません。
理由は上で説明した通りですが、出来上がったチャートだけを見て「ここでエントリー」というのは一番都合が良いところを選べるのであまり意味がありません。
それでも敢えてチャートの右側が見える状態で出題したのは、私が上で説明したようなことをどの程度ご自身でも考えることができたのかをご自身で判断して頂きたかったからです。
「私もほぼ同じことを考えたよ！」という方もいらっしゃるでしょうが、「どこで売り買いするのかわからなかったし、そもそもどこに水平線を引くべきかすらわからなかった」という方もいらっしゃるでしょう。
個人差はあって当然ですので、水平線を引く場所がわからなくても特に気にする必要はありません。
問題なのは、わからないことそのものではなく、わからないことに気付ていないとか、わからないまま放置していることです。
気付けなければ行動できませんし、放置していれば現状が続くだけです。
水平線を引く場所がわからないのであればこちらの記事をお読みください。
最後に、少ない文字数で終える予定が意外と多くなっちゃいましたw
水平線１本という縛りを設けてもこれくらい考えることがありますので、いきなり何本もの水平線を引きまくるよりも効果的なところに引くということを意識した方が良いかもしれません。
この記事のアクセス数が伸びるようであれば続編を考えたいと思います！
