おはようございます。
今週も来週に向けた環境認識をやりたいと思います。
まず日足と言いますか、今回は日足だけで十分だと思います。
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昨日(7月7日)はアメリカの雇用統計前に約100pips下げ、雇用統計発表後に更に約100pips下げ、1日で200pips以上下げるという大陰線になりました。
チャートの左側を見てもここまでの陰線は久々なのですが、やはり145円のキリ番と高値圏のネックゾーンとも言うべき赤枠の存在が大きく、何度か上を試すもここを抜けず買い勢の勢いがなくなることで下げやすい流れになったかと思われます。
これだけ一気に下げたことで「いよいよ」本格的に下落の流れ到来!
と考える人もたくさんいるでしょうが、見方を変えると「押し目買いゾーンに一瞬で来てくれてありがとう!」と考えている人もいるかと思います。
どういうことかと言いますと、黄枠で囲った波をご覧頂くと、現在はこの波の中間地点付近であり、オレンジ枠の揉み合いゾーンの中に入ってきました。
つまり、このゾーン辺りから買いたいと考える人は決して少なくないと思われます。
とは言え、下げの勢いがあまりにも強いのですぐに買うというのは難しいかと思うのですが、かと言って今すぐに売るというのは200pips以上下げた後に売る、つまり、下げている途中で売ることになります。
ですので、売るにしても戻ってから、買うのであれば最低でも安値を切り上げてからという超基本を守るべきでしょう。
以前にも書いたのですが、私は買いよりも売りの方が超得意なのですが、もう何ヶ月も買いしかやっていません。
そろそろ売りまくりたいという気持ちはあるのですが、まだまだ積極的に売るだけの材料は揃っていないような気がします。
というのは、大陰線になったとは言え、この下げがすべて新規の売り注文という訳ではなく、買ってた人の決済も多く含まれているでしょうし、もしかしたら買ってた人の決済の方が多いという可能性も否定できません。
それは、145円を明確に上抜くことができなかったから一旦ポジションを軽くしておこうというトレーダー心理が働いたからであり、押し目買いゾーンに入ってきたことでポジションを軽くした人が再度買える状況になったとも言えます。
昨日折角大きく動いたのでトレードしやすくなったとも言えるのですが、オレンジ枠内で揉み合う可能性を考えると素直には喜べません。
波の中間地点付近は売り買いの思惑が交錯するので揉み合いになりやすいのですが、このゾーンを明確に下抜けるようであれば売りの比重を上げてもいいかなと考えています。
昨日200pips以上も下げたので「いよいよ売りだ~!」と考えたくなる気持ちは理解できるのですが、何度も書いている通り、売りと買いは表裏一体です。
「いよいよ売りだ~!」と考えた時こそ、逆の立場である買いたい人の気持ちを考えることで「待てよ、これだけ下げたってことは押し目買いを考えている人にとってはラッキーなのでは?」というように考えることができるかと思います。
FXにおける失敗の大きな理由として、買う時には買うことしか考えないとか、買うことに対して都合の良いことしか考えないということがあげられるかと思います。
このように考えるのではなく、逆の立場の人の気持ちも考えることで、買い(売り)の方が圧倒的に有利だと思えるところのみで勝負すれば自ずと好結果に繋がるかと思います。
このことは昔にやっていたブログでも飽きるほど書いたことなのですが、負けトレードを見ていて思うのは、逆の立場の人のことを考えられている人は少ないな~と感じています。
そろそろ一般企業ではボーナスが支給される頃で、このボーナスで一発勝負だ~!なんてことを考えている人も少なくないかもしれませんが、145円タッチ後の下げ方を見ると、それまでの下げたら適当に買っておけばOKみたいな感じではなくなってきています。
適当に買って15連勝したサブサブ口座ではその後1回もトレードしていないのですが、15連勝した時とはトレードの難易度が明らかに違います。
「休むも相場」という相場の格言がありますが、獲れる時にしっかり獲って、トレードしにくいな~と感じたのであれば休むというメリハリも重要かと思います。
スキャル専門であればこんなことは関係ないかもしれませんが、それでも獲りやすい時とそうではない時でトレード回数を調節するなんてことも必要かと思います。
7月10日(月)以降にどのような動きになるかわかりませんが、どのような動きになっても対応できるよう準備しておくということが大切かと思います。