【FX】専業トレーダーのメモ帳

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【FX】後悔しない決済の考え方!

 

FXにおける決済とはエントリーしたポジションを手仕舞うことなのですが、利益を確定する決済と、損失を確定させる決済があります。

 

決済のタイミングによって収支が大きく変わることもあるのですが、皆さんは納得できると言いますか、後悔しない決済ができていますでしょうか?

 

できているのであればこの記事をお読み頂く必要はないのですが、多くの方が決済に関して何らかの問題点や不安を抱えられているかと思います。

 

と書いている私も昔は酷い決済をしていましたし、今でも毎回100点の決済ができている訳ではありません。

 

ですが、昔の決済が5点くらいだとすると、今は平均で75点くらいかと思いますので、この差によって勝てていると言っても過言ではないかと思います。

 

では、どのようなところで決済すれば後悔しないのでしょうか?

 

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これに関してはトレードスタイルやFXに対する考え方等によって大きく変わることもあるでしょうし、万人に共通する後悔しない決済ポイントというものは存在しないかと思います。

 

ですので、最終的にはご自身でどこで決済すれば後悔しないのかをお考え頂く必要があるのですが、これではあまりにも不親切なので私なりの考えを発表したいと思います。

 

まず、損失を確定させる決済、つまり損切りですが、これに関しては、

 

エントリーの根拠が崩れたら迷うことなく切る!

 

これに尽きるかと思います。

 

10~20pips程度の値幅で損切り幅を固定してしまうというのも一つの方法ではあるのですが、例えば、エントリーの根拠が崩れるポイントまでの値幅が12pipsで、損切り幅が10pips固定だとします。

 

この時に、マイナス10pipsで損切りになった直後に大きく動き、大きく動いた時に損切りになったショックでエントリーできなかったとします。

 

これって悔しくないですか?

 

と問うまでもないかと思うのですが、こんなことを私は何百回も経験しています。

 

このような経験をして頂きたくないので、エントリーの根拠が崩れたから切るという風にされた方が後悔する回数は減るかと思います。

 

ただし・・・

 

損切り幅を固定しておくというのも安全装置としては優秀かと思いますので、20pips程度の損切り幅に固定し、エントリー後に根拠が崩れるポイントに損切り位置をずらすという方法もあるかと思います。

 

思いますというか、これは実際に私がやっている方法です。

 

何故このようなことをするかと言えば、エントリーした瞬間に大口トレーダーさんが仕掛けてきたり、予定になかった要人発言等で大きく動くこともないとは言えないからです。

 

このような時にでも最低限の損切り幅で抑えるというのは大けがをしないための方法かと思います。

 

ここで本題から少し逸れるのですが、損切りができないとか、損切りが遅れるというのはエントリーの根拠を考えていないからであり、根拠を考えていないから根拠が崩れるポイントがわからず、損切りができないとか遅れるということになっちゃうのだと思います。

 

エントリーしてすぐに逆行しても「そのうち戻ってくるだろう」などという何の根拠もない理由で放置し続け、たった1回のトレードで全資金を失ってしまったという方は少なくないでしょうし、私もその一人ですwww

 

勝率90%でもこんなことを続けていれば遅かれ早かれ全資金を失うことになりかねませんので、損切りだけは絶対に徹底してください!

 

 

次に利益を確定する決済=利確に関してですが、これは色んな考え方があるかと思いますし、私自身も確固たる答えがある訳ではありません。

 

ですので、2パターン紹介しておきますね。

 

1.グーんと伸びたところや、利確目標に到達した瞬間に決済する

 

買いでエントリーした後にジワジワ上昇し、その後グ~んと伸びます。

 

こういう時に決済して後悔することはあまりないかと思います。

 

何故かと言えば、グ~んと伸びたということは下の方で買えた人はどんどん含み益が膨らむのでいつ決済しようかと準備している筈です。

 

更には、上に行けば行くほど売りたいと考えている人のポイントに近付く訳です。

 

グ~ん伸びたところで買うというのは高いところで買うので問題外だとすると、ここで買うという選択肢がないのであれば、新規の売りか買ってるポジションを決済するという選択肢しかありません。

 

なので、買いポジションを持っているのであれば決済してしまっても後悔することは少ないかと思います。

 

あくまでも少ないだけなのですが、例外もあります。

 

例えば、グ~と伸びた時にキリ番だとかレジサポラインを明確に抜けた時はポジションを保持した方が良い時もあります。

 

グ~んと伸びて、キリ番だとかレジサポラインを抜けた後に更にグ~んと伸びた時は、キリ番やレジサポライン付近に入っていた損切り注文を巻き込んでいる可能性があるからです。

 

こうなると歯止めがかからない可能性があるので更に伸びることもあります。

 

とは言え、この判断は難しいかと思いますので、グ~んと伸びたところで一旦決済し、更に伸びるようであれば入り直せば良いかと思います。

 

グ~んと伸びたところで決済できず、結局その後V字回復(逆V字回復)して利益がなくなったなんていう経験は多くの方がされているかと思いますので。

 

利確目標に到達した時に決済するに関しても、決済後に更に伸びることもあるでしょうが、これもまた入り直せば良いだけだと思います。

 

 

ちなみに、上のチャートの赤丸のポイントは今日の昼間の記事で書いたサブサブサブ口座での決済ポイントなのですが、グ~んと伸びたところでありますし、利確目標でもあったので迷うことなく決済ボタンを押しました。

 

その後、一旦押した後に更に伸びましたが深追いしませんでした。

 

 

2.買いポジションを持っていたなら、自分が売りたいと考えた時に決済する

 

売りポジションを持っている時はこの逆ですが、この方法であれば後悔することはかなり少ないかと思います。

 

だって、自分が売ろうと考えた訳ですから買いポジションを決済して当然ですよね?

 

と文章で書くのは簡単なのですが、この方法を実践するためには常に売り買い両方の気持ちを考えておく必要があります。

 

「今買いポジションを持ってるけど、キリ番タッチ後に高値を切り下げたのでそろそろ売りたい人が売ってくるかも?」というようなことを常に考えておかなければこの方法は使えません。

 

難易度としては1.よりもかなり高くなるのですが、ローソク足の動きを目的意識をもって追いかけるというのは基本ですので、訓練の意味も含め是非チャレンジして頂ければと思います。

 

この方法で決済できるようになれば後悔することが少なくなるだけではなく、何となく決済したというような適当な決済もほぼなくなるかと思います。

 

 

今回は当ブログで決済に関して初めて1つの記事として書いたのですが、エントリーだけでなく決済も大切だということを多くの方に理解して頂ければと思います。

 

多くのブログ等にはエントリーに関する記述は多いものの、当ブログも含め決済に関する記述は極めて少ないです。

 

この理由はいくつかあると思うのですが、どこで決済するのかよりもどこでエントリーするのかを考える方が楽しいということもあるでしょうし、決済に関しては色んな考え方があると言っても書くことが限られているからだと思います。

 

書くことが限られているからと言っても重要視する必要がないという訳ではないということを強調しておきます。