今週（10月9日～13日）の私はメイン口座だけではなく、サブ口座でも一度もトレードしませんでした。
メイン口座は7月末で年内のトレードを終えているので余程のことがない限り年内はトレードするつもりはないのですが、サブ口座は色々と試したいこともあるので細々とトレードを続けています。
そのサブ口座でもトレードしなかった理由は、単にトレードしにくかったからです。
今回の記事では何故トレードしにくかったのか、その理由を探ってみたいと思います。
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では、まずはドル円の日足チャートをご覧ください。
ちょっと見にくいですが、右端の赤枠で囲ったところが今週分です。
パッと見ただけでも動いていないな～ということがわかるかと思うのですが、黄線で示した激しい下落と比較すれば動いていないに等しいです。
この日足だけを見ても動きにくい理由がわかるのですが、何だと思いますか？
考える際のヒントはすべてチャートの左側にあるのですが、黄線で激しく下げるものの、現在はこの下げた分をほぼ全戻ししています。
ほぼ全戻しということは、黄線の下落の起点にほぼ到達しているということであり、かなり高い位置にいるということになります。
かなり高い位置にはいるものの、ずっと上昇の流れで来ているのでまだまだ買いたいと考える人がいる一方で、こんなに高いところまで来たのでそろそろ売りだ！ということで売ってくる人もいるでしょう。
この両者の思惑がぶつかり動きにくくなっていると考えられます。
ということで、日足だけを見ても動きにくい理由はわかるのですが、細かいところを15分足で見てみましょう！
まず、左端の赤丸の部分が為替介入があったと憶測されているところの動きです。
この赤丸で激しく下げるのですが、その後はこの下落のほぼ中間地点である黄枠辺りで長時間揉み合うことになります。
波の中間地点付近で揉み合いになることが多いという典型例と言っても過言ではないのですが、これだけ一気に下げれば戻ったところから売りたい人もいるでしょうし、まだまだ大きな流れは上なので押したところから買いたいと考える人もいるでしょう。
この思惑がぶつかりやすいのが波の中間地点付近ということになるのですが、今回の内容とはあまり関係ないのでこれくらいにしておきます。
その後ですが、黄枠の波を下抜けるものの、オレンジ線を明確に下抜くことなく、上昇し始めます。
オレンジ線の後は、ピンク線・緑線・水色線と徐々に安値を切り上げているのがわかるかと思うのですが、149.5円を上抜けた後に紫枠で全く値幅のない揉み合い状態となります。
この紫枠で動けなくなった理由をお考え頂きたいのですが、考える際のヒントは売り買い両方の気持ちを考えるということです。
では、まずは買いたい人の気持ちを考えてみましょう。
149.5円を上抜けたので、次の目標はキリ番中のキリ番である150円です。
ですが、紫枠の位置から150円までの値幅はほとんどありませんし、紫枠辺りから買うということはかなり高い位置で買うことになります。
こんな高いところで買って梯子を外されたら急降下という可能性もあります。
また、150円に到達したすぐ後に赤丸の為替介入と思しき動きがあった訳ですので、同じことが再び起こるかもしれないと考えると買いにくい筈です。
ということで、買いたい人の気持ちを考えると紫枠辺りからは買いにくいということになります。
一方、売りたい人の気持ちを考えるとどうでしょうか？
こんな高いところでは買いたくないので売っても良さそうですが、オレンジ線の後にピンク線・緑線・水色線と徐々に安値を切り上げているのが見えている状態ですので、売ったとしても直近安値くらいまでかな～というような感じで消極的かと思います。
また、150円に到達すれば売りやすいのですが、まだ微妙に150円に到達していません。
ということは、150円付近に入っているであろう買ってる人の決済注文が約定されないので大きく下げる力は出ません。
となると、紫枠辺りから激しく下げるためには新規の売り注文が大量に入るか、買ってる人が大量に決済する必要があります。
ですが、上でも書いた通り、まだ150円に到達していないので買ってる人の大量決済は望み薄なので新規の売り注文だけが頼みです。（ただし、指標等で買ってる人が一斉に決済する可能性は十分あります）
売るにしても積極的には売りにくいということで、売り買い共に消極的になり動きにくくなったと考えられます。
その後ですが、紫枠を下抜けるも上昇の起点である水色線に僅かに届いておらず、もしここに到達すれば新規の買い注文は入りやすいでしょうし、売りポジションを持っている人もここを下抜ければポジションを保持するでしょうが、抜けないとなるととっとと決済してくるでしょう。
そうなるとまた上に行くでしょうが、150円が近付けば新規で買いにくくなり、水色線と149.8円辺りを行ったり来たりというような動きになれば最悪です。。。
来週はアメリカの要人発言がたくさんありますし、イスラエル・パレスチナ情勢次第では大きく動く可能性も十分あるのですが、チャートを見る限りでは非常に動きにくいということがわかります。
ですが、とにかく高いところでは買わない、低いところでは売らない、つまり、ポイントまで引き付けて押し目買い・戻り売りに徹すれば損切り幅もそれほどない筈ですので極度にビビる必要はないかと思います。
勿論、損切りがしっかりできるという前提ですよ♪
ということで、今のところ来週もあまりトレードできそうにはないので、とある商品のトレードを考えています。
上はその商品のチャートですが、ボラがあって楽しそうです♪
メイン口座ではドル円でしかトレードしませんが、0円になっても痛くも痒くもないサブ口座で一度チャンレンジしたいと思います！
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